【エロゲ感想】魔法少女消耗戦線 DeadΩAegis【metalogiq】

エロゲ感想
出典:魔法少女消耗戦線

こんにちわ!かずきちです!

今回は普段手を出さないジャンルである「魔法少女消耗戦線 DeadΩAegis」のプレイ後の感想です!

実はこのエロゲ、たまたま発売前に公式サイトを閲覧していたら黒ゲーだけどSF、戦争、宇宙と興味を引き設定が多くて気になっていました。

敵のエイリアンの力を使い戦う少女たちの未来と人類VSエイリアンの戦争の行方も気になり、やってみたい気持ちは高かったです。

結局やらず仕舞いになってたところ、FANZAの10本選んで10,000円セットにあったので喜んで購入しました!

発売から1年も経ってないのに実質1,000円で買えたのでお値段以上過ぎですw

それではこの作品の内容とゲームの感想など書いていこうと思います!

おすすめ度4.5

魔法少女消耗戦線 DeadΩAegisとは

ハードな物語性アダルト性に満ちた作品を特長とする新ブランドmetalogiqが2021年3月に発売した戦場の魔法少女ADV

  • シナリオ:丸谷秀人
  • 原画:上田メタヲ(@metawo_ueda

舞台は西暦2108年とかなり未来の物語で、宇宙開発が進み月や火星に基地を作り天王星にまでたどり着くほど技術が発展している。

しかし、その10年前に突如として現れたエイリアン、通称C.Cにより火星に住んでいた人々はほとんど殺されてしまう。

C.Cは人類の兵器が通用しないけれど、C.Cに犯され偶然超能力が使えるようになった少女たち、特殊戦技兵団(魔法少女隊)により対抗する手段を得て地球に侵略してきたC.Cを撃退する。

C.Cが通ったチューブと呼ばれる空間を辿るとC.Cの母体があり、人類はここに巨大要塞カテドラルを建造しC.Cとの全面戦争が始まっていきます。

プレイ時間について

総プレイ時間は14時間30分。エンディングは2種類でBADENDもあり。

選択肢は少ないので自力でも攻略は可能となっています。

Hシーンについて

出典:魔法少女消耗戦線

鑑賞モードで51シーンあり。最初のHシーンまで約30分。

Hシーン数は主人公のみのりが圧倒的に多く、次点でイリューシャ。

プレイ内容は輪姦、調教、触手攻め、触手貫通、百合、純愛、半ダルマ、スカトロなど。

数が多い分一つ一つの尺は全体的に短いですが、メタヲさんのハードなイラストや声優さんのつらそうな演技はクオリティが高いです。

魔法少女たちは戦闘中や戦闘後は性的に高まってしまう為、Hシーンの6~7割は味方軍人に襲られるシーンです。

触手シーンは7シーンですが、その内の3つはCGが重複してる部分があるので実質的に5シーンと思った方がいいです。

ここからはシナリオの感想をネタバレありで書いていくので未プレイの人は進まないようにしてください!

シナリオ感想

出典:魔法少女消耗戦線

可哀そうな少女のコンセプト通り序盤からみのり達に悲劇が起こっていきます。

まず初めはC.Cの母体通称失楽園に落とされ、C.Cに凌辱され特殊戦技兵としての力を手に入れ、命がけでカテドラルに帰還します。

当然ながらみのりたち新人たちは、かつての英雄リゼットたちのような力を手に入れる方法がC.Cに凌辱され子宮にC.C器官を埋め込まれる事だとは事前に聞かされていません。

そもそも知らされていたら誰も魔法少女になりたい!なんて思わないので軍という組織の闇を感じるし、地球圏で戦争の終結を願う市民たちにもイメージが悪くなるのでとてもじゃないが言えない。

自分たちの身に起こる不幸、C.Cとの過酷な戦闘で死んでく仲間たち、性欲のはけ口に使ってくる味方軍人による凌辱など多くの辛い経験が重なっていくけれど、それでもみのり達は使命感に燃え目の前の現実に挫けずに戦っていく姿は勇ましかった。

序盤~中盤はC.Cとのハラハラする戦い、性的な強さ=魔法少女の強さのなので性的トレーニングや機械による強化などをみのり,七虹,イリューシャのグループ14が中心となりストーリーが展開。

戦闘中に喘ぎながら戦うのはエロスよりも刹那の戦いの中でよく集中力が持つなと~、と彼女たちの精神力にも感服。

ここまでの性的描写は、生き残る為に必要な事と考えればそこまで可哀そうとは思えないし、この手のエロゲではライトな内容だったけど地球からのゲストを招いたころから激しくなっていきました。

日頃からこの基地の女に対する扱いに鬱憤が溜まっていたみのりは、内なる正義感が燃え仲間たちの協力もありカテドラルのスポンサーであるゲストたちに性的な接待をする場で、彼らにこの基地で起こっている惨状を知ってもらう為その身を投げ出す。

事前に接待するゲストは決めており、カテドラルに初めて来るかつての恋人光臣の親族で信頼のおける人物だったが、期待は裏切られ朝まで複数の男たちに犯されるみのりたち。

これがきっかけで、自分はただの性人形と決めつけてしまったみのりは一度は魔法少女になれなくなるが、復活を果たしかつてリゼットが顕現させた光の巨人を発動させ驚きの成長を見せてくれる。

けれど、執拗にみのりを狙っていたキャラハンたちの罠に嵌められ、みのりは彼らの性奴隷にされてしまい再び自信と人間としての尊厳を失ってしまう。

いい感じにストーリーが進行していたのに、ここにきてみのりに対して可哀そうだと思うシーンが続いていき辛かったですね…

テンションの浮き沈みが結構激しかったですが、END分岐前まではこの先の展開も読めずC.Cとの戦いやハードなH描写が続いていく印象でした。

続いては天使ルートと地球ルートの感想を書いていこうと思います。ルートの名称についてはっきりと書かれてないのでそれっぽい名前で区分しています。

天使ルート

出典:魔法少女消耗戦線

恐らく本作の正史ルートになるであろう印象のシナリオ。話の大部分が解明されC.Cとの決着はまさかの形で終わるけど、その過程でみのりに対しての凌辱は過酷を極める内容でした。

8月にC.Cと激しい戦いが繰り広げられた大侵攻で、たくさんの特殊戦技兵が戦死し、みのりとイリューシャはC.Cに捕まり体のほとんどの組織をC.Cと同じにされてしまい、戦いが終わったらC.Cのスパイとして扱われてしまう。

二人とも激しい尋問と凌辱が行われて、さらに貴重なサンプルとして様々な実験が行われていく。

ここは流れるように進んでいくので自分の心の負担が少なかったですが、イリューシャの片手が切断され右目、左胸も抉られて腹には解剖した後があり泣きそうだった…

イリューシャが一番好きなヒロインだったので変わり果てた姿にされてほんとに辛かった…

こんなことがあったせいか、その後C.Cとして復活しみのりたちの前に現れた時の彼女は幻想的で美しく、作中でも上位に入る好きなCGです!

そして、もう一人のグループ14でみのりとイリューシャと一緒に戦ってきた七虹に対し、好感が持てなくなり評価がガク落ちしていきます。

人間以下の扱いを受けるみのりを助ける為、七虹は彼女を匿い二人で協力して孔としてうまくやって行こうとするが、補充要因の新人の男たちの中に七虹の彼氏のがいて状況は再び悪くなっていく。

常に頭が足りていない七虹は地球にいる時から悟に貢がされ、それでも二人の愛は本物だと思っていた残念な娘。

そんな悟は優しい男の振りをし、みのりの身体を弄び二人の中を引き裂いていこうとする。

七虹は女の友情よりもダメ男との愛を取ってしまったので正直イライラしていました。

イリューシャと七虹というみのりにとって掛け替えのない親友を失うことになり、みのりの凌辱は光臣が助けてくれるまでひたすら続いていきました。

序盤に出てきたバーゲンホルム財団の御曹司光臣は、実はみのりの事が好きでここからまさかの純愛展開になっていったのは驚き。

ただ、光臣がいなくなってからは再びみのりに凌辱の嵐が巻き起こるので可哀そうな描写は続きます…

クライマックスでみのりはおおいなるものと接触するが、男と女の二つがいなければ増えることのない人類をとるにたらぬものと認識しC.C器官は回収されみのりはカテドラルに送り返される。

人類に興味を失ったおおいなるものは別の宇宙に移動しようとするが、カテドラルを裏で操っていた元魔法少女のキルケが秘密兵器を使いおおいなるものを破壊し、その次に地球を滅ぼしに行く。

キルケは自らをおおいなるものと呼称するようになるが、人類に対抗するすべはないので完全に終わったなと思いきや、おおいなるものに接触していた光臣とみのりは彼らの力を託され人類とおおいなるもののハイブリット体となっていた。

二人はその身を天使の姿に変えて、地球を破壊しようとするキルケを止めてすべての魔法少女は地球にいる麗残雪を残し消え去っていき天使編は終わっていく。

おおいなるものの目的やキルケがなぜカテドラルを利用し、裏からおおいなるものを倒そうとしたのかちゃんと描かれていたので、終わった後モヤモヤがなく本筋のシナリオとしてはすっきりと終わってくれて良かった。

ただ、キルケを倒す方法があっさりとしていたのはやや不満もありつつも、しょうがないと割り切りましたw

そんなキルケだけど最後まで乙女な心の持ち主だと思う反面、C.Cになった事を素直にリゼットや残雪に打ち明けられる勇気があればここまで運命が変わる事は無かったはずと考えてしまいますね。

タイトル通りみのりたちだけでなく、他の魔法少女もひたすら消耗されていくので、一週目としてプレイするなら天使編からの方が面白いですね。

地球ルート

出典:魔法少女消耗戦線

かつてキルケとリゼット共にC.Cの脅威から地球を救った麗残雪はテロリストとして指名手配されていて、彼女を止める為にグループ14は一時地球に帰還し、C.Cとの決着が違う形で終わるもう一つのストーリー。

コンセプトの可哀そうな窮地に立たされる事や過激な凌辱が少なく、それを期待してる人からは評価は低そうだけど、王道的な流れでグループ14も生き残る明るい終わり方を迎えるENDだったので個人的にはこちらのシナリオの方が好印象でした!

残雪自身は出身地である月の住人として、帰るべき故郷の月を無くした同胞の為にその身を犠牲に出来るほどの覚悟の持ち主で、仲間想いのいいヒロインです。あと声も素晴らしい。

バーゲンホルム財団の力を使い残雪の憂いだった、月住民の火星移住の件も問題なく進み、今度はC.Cとなったキルケと決着をつける為、4人は再びカテドラルに行き最後の決着をつけに行く。

地球の美しい海や文明的な街並みを見て心がクリアになっていたことで、カテドラルのある宙域の淀んだ雰囲気に一気に嫌悪感が…

C.Cと戦うのかと思いきやリゼットと交戦する事に魔法少女VS魔法少女の戦いが起こり大興奮!

リゼットは1対1ではだれも勝てる者がいないほどの作中最強キャラ

集団戦でも隙の無い動きをするので4人がかりで苦戦しながらも、奇跡のような確率でみのりたちは勝利出来たことに胸が熱くなりましたね!

戦いが終わったころにC.Cになったキルケが登場。

キルケは久しぶりに会うリゼットと残雪に胸の内を暴露し、それを受け入れた二人にすべて赦してもらい、リゼットとキルケは残った力でC.Cを壊滅させる。

残雪はみのりたちを地球に送り届ける際に魔法少女の力を使いきり友のいる場所に還っていく。

自分たちの命を燃やし尽くし、地球の人々やみのりたち後輩組を救う先輩たちの図式が美しく感動の場面でした。

平和になった世の中でみのりたちは特殊戦技兵ではなく、ただの人間として火星を開拓し新しい目標に向かい3人が仲良く歩んでいくCGやシーンもお気に入りです。

地球編ではかなりライトにシナリオが進んでいくので安心して読めるのがよかった。

光臣の秘書になったみのりが嫌々ながら受け入れるHシーンは、スーツにメガネとシチュエーションはグッとくるものがあり興奮しますねw

残雪は右腕と右足が義足なので、月で魔法少女のサンプルとして扱われる時の凌辱は義足が外されていたので、いわゆるダルマ(手足が無い)プレイがあるけど、その為に義足設定にされたのは可哀そうでした…

総評

出典:魔法少女消耗戦線

設定や世界観に惹かれシナリオが気になり購入したけどすごく良かったです。

最終的にハッピーエンドが用意されていたけど、C.Cたちに完全敗北し地球が触手まみれになるバッドエンドも見たかったと自分の中の黒い獣が悔しがっています。

壮大な物語に合わせた過激なエロの数々はエロゲだからこそ表現できる事もあり、まさにアダルトゲームをやっているんだ!思わせてくれました。

その為かHシーンは抜かせるためでなく、ストーリーを盛り上げる為に用意されたのが大半なので、実用的ではない気がするのは残念だったかな。

C.Cにも多くの種類がいて、特殊戦技兵団を学習しどんどん強くなり数も増えていき、みのりたちを手こずらせていったのでバトルも単調にならなくて良かった。

音楽は全体的にシリアスで暗い雰囲気なイメージばかり。「君たちを消費する」が一番聞いた気がします。

ヒロインはイリューシャと残雪が特にお気に入りだし人気も高そう。

みのりは主人公だけど精神的にボロボロにされそれでも挫けずに何度でも蘇るのはすごかったけど、思考がネガティブな部分も多かったのでそこまで好きにはなれませんでした!

男性キャラは圧倒的にキニスン司令が好感度高いです。

第一印象はカエルみたいで気持ち悪く、ヒロインたちを徹底的に凌辱していくイメージがあったけどその逆で、Hシーンも半和姦みたいなものだしテクニックもあってみんな満足してるからまぁよかった。

軍人らしく使命感も高いため、C.Cとの戦争を終わらせるために常に最善の策を考え、合理的に進めてく考えは上司と見てもとても安心感があり理想的でした。

このエロゲを人にすすめられるかと言えばどの層に刺さるかは正直わかりません!

SFや宇宙が舞台の作品が好きでシナリオも気になってる人はいいけど、凌辱描写があるので抵抗ありそうだし、逆に凌辱好きな人からしたらメインはストーリー性だし、ハードな凌辱は作品の終盤以降なのでそれまでに飽きそうな予感が。

そんなわけで、黒ゲーだけどストーリーが気になるからやってみたい!って思う人は興味があればやってみてもいいと思います!

終わりに

ここまで魔法少女消耗戦線 DeadΩAegisの感想を読んでくださりありがとうございます。

初めてのメタヲさん原画の作品で最初はおっかなびっくりでしたがすぐに慣れたし、ヒロインは可愛いくてエロいのはさすがでしたね。

本作はFANZAで購入する時に通常版,豪華版のどちらかが選べ、値段も同じだったので豪華版にしたつもりだったのに、確認ミスで通常版を買っていたようで知った時はショックでした。

豪華版には設定資料のほか、レジェンド組のリゼットたちの外伝ストーリーが見れるようで、本編クリアした身としては気になってしょうがないです。うーん、悔しい!

Twitterの公式アカウントでシリーズ第二作が作られてる呟きがあり、非常に楽しみにしていますがみのりたちの物語は綺麗に終わってるので、別のヒロインたちの話だったり設定だけ引き継いだ完全新作だと嬉しいですね!

おすすめ度4.5

 

コメント

  1. ossan より:

    魔法少女消耗戦線クリア、お疲れ様でした!
    うーん、なんでしょうね、
    正直感想を読んだ事を後悔するぐらい、買って(選んで)おけば良かったと思っていますw
    胸が締め付けられるような展開に興奮してしまうので・・・。

    エンディング2種ってのはちょっと少ないかなぁと思うのですが、
    シナリオゲーだとそういうものなのでしょうか?
    まぁ脳黒だと、BAD ENDまでの過程と絶望感を楽しんでしまうのですけどね。
    そこで評価が決まるまである。

    年末また同様のセールが行われ、対象に入っていたら是非購入したいですねー!

    • kazukichi より:

      コメントありがとうございます!

      自分の心も消耗させられましたがそれに見合うぐらい面白かったと今は言えますね!
      シナリオに重きを置いてる作品の為かバッドは中盤にさらっとあるぐらいでした~。

      あのセールで1000円で買えたのはホントにラッキーだったので、ossanさんも次回セールに入ってたら購入しましょう!

タイトルとURLをコピーしました