ウェ~イ、かずきちだよ~♪
LiLiMから発売中の「戯ィ牙~ファンリューゲ†クリフォト~」をクリアしたって感じ~?
このエロゲはキャラのビジュアルが好みだったから購入したっていうか~?
FANZAの「10本選んで10,000円セット」で美味しく頂いた、みたいな~?
(そろそろこの口調怒られそう…)
本作はNTR物で主人公との純愛Hもあるけど、戯ィ牙に変身した間男たちとのシーンが圧倒的に多いです。
一応シナリオも読める内容だったので、同ブランドの螺旋遡行のディストピアよりも満足は高かったです。
それでは作品の内容やゲームの感想を書いていこうと思います!
戯ィ牙~ファンリューゲ†クリフォト~とは
LiLiMが2017年12月に発売した支配による不均衡な貞節と血を巡るADV。
- 原画:金目鯛ぴんく
- シナリオ:六花梨花
ストーリーは生徒会会長となった透子と、彼女に選ばれた役員である主人公たちが、旧校舎に出ると言われる幽霊の調査をする事から始まる。
実際に調査すると戯ィ牙と呼ばれる化け物と遭遇。しかし突然透子は何もない所から剣を取り出し撃退に成功する。
次々と現れる戯ィ牙たち、生徒会役員のりるかもなぜか心を読んだり盾を出したりと不思議な力を持っている。
過去の記憶の一部を失っている主人公は、すべての謎を知っているであろう義理の兄、千景を見つけるためにこの怪事件に関わっていきます。
自分たちの身の周りに何が起きてるのか、バトル要素も交えながら真相に進んでいく作品。
3人の攻略ヒロインによって流れが変わっていき、メインの透子が物語の軸となっています。
複数選択肢があるけどルートが固定したらそこからは一本道です。
戯ィ牙やマリア因子、マグダラ因子など設定が色々出てきたり、千景の目的など風呂敷を広げていますが、ちゃんと回収してあるのでモヤモヤがない物語となっていました。
プレイ時間について
総プレイ時間は9時間。選択肢が多めでエンディングも多数あるので攻略サイトを見た方が楽です。
メインの透子がルートも多く、次にサブヒロインのりるかです。購買のお姉さんの茉穂は二人と比べるとおまけ程度でした。
Hシーンについて
シーン数は鑑賞モードで69シーン
透子42シーン:主人公との純愛Hは1回のみ。すべての戯ィ牙に襲われます。
りるか19シーン:主人公との純愛Hは1回のみ。一部の戯ィ牙に襲われます。
茉穂8シーン:主人公との純愛Hは1回のみ。他は流雅と光則とのシーンのみ。
主人公はなびにゃと呼ばれるアプリを通して、ヒロインたちが酷い目にあうのを間接的に見てしまいます。ごくわずかだけど直接見せつけられるシーンもあります。
戯ィ牙に吸血されると性的興奮が高まり、最初は嫌がるも次第に快楽堕ちするパターンばかり。
全体的にCGからは異形の者に襲われる気持ち悪さは薄いけど、亜紀裕だけは体の色が緑色でCGに顔も描かれている事もありかなり気持ち悪かった。
山桜桃が男の娘で他の男たちも人間の状態でヒロイン達を襲うパターンも多く、戯ィ牙形態で襲うシーンを期待してるとガッカリするかもしれません。
男性のボイスはHシーンでも収録されてますがOFFにすることも可能です。
ここからはシナリオの感想をネタバレありで書いていくので未プレイの人は進まないようにしてください!
シナリオ感想
全体的に分かりやすく変に力を入れていないおかげで、シナリオとしてはしっかりと読める内容でした。
ただ、主人公が好きになれず、生死を争ってるのに相手にとどめを刺さない甘さや、ヒロイン達の凌辱シーンを覗いてる自分が嫌われたくないから黙ってるなど、ヘタレ感が強く出ていたのが情けなさを感じましたね。
逆に最初に襲ってきた流雅は味方になったり、二人がギクシャクしてる関係を取り繕ったりと大活躍。
いいやつだな~としみじみ思っていたら、いきなり自分の夢を語り出し死亡フラグを立ててしまう。
次の瞬間、千景の命令でやってきたりるかにあっさり殺されてしまい、分かっていたとはいえショックを受けましたね。
共通があっと言う間で選択肢次第ですぐに話が変わるので、下の方で各ルートの感想を書いていこうと思います。
透子Ture
隼太の幼馴染でマリア因子を持つ少女。声優は星空ユメさん。
ラスボスである千景との戦いがメインで、なぜ千景は戯ィ牙になる薬(ファンリューゲ)を開発したのか。それぞれが持つ因子について詳しい説明がされるのでシナリオ的には一番大事なルート。
千景との戦いが終わると、二人を狙う人々はいなくなり晴れて恋人に。約束していた二年参りを行い無事エンディング。幸せルートなのに流れとしてはあっさりしてました。
ようやくたどり着いた隼太と透子の純愛Hですが、敵側の方が回数もあり濃厚だったこともあって「初々しいですね~」っていう感じ。
残念なのは最初にして最後の隼太視点のHのフィニッシュは外出し。
中田し派の自分はがっかりでした…
流雄BAD
戯ィ牙に変身した姿はトゲトゲしていて凶悪な印象だったけど、ウェーイが口癖なただのチャラ男。
無理やりフェラをした時の写真をネタに身体を要求してくる典型的なパターン。
隼太と透子の心がだんだんと離れていき、透子は流雄と身体を重ねる事で好きになっていく。
そんな二人が許せない隼太は、復讐を考えるもファンリューゲを一気に使った反動で体が自壊してしまう。
隼太がへタれだったのでNTR感はかなり薄い。
光則BAD
茉穂の夫でDV野郎。
光則との戦いの最中崖に落下した隼太は両足が骨折し動けなくなる。
その間に透子は調教されてしまい、光則無しではいられない身体になってしまう。
最後は再起不能の隼太の前で茉穂も交えた3Pを見せつけられて終わる。
生死の境を彷徨ってどうする事もできない状態なのでNTRどころでは無かった。
山桜桃BAD
山桜桃くんはこんな見た目だけど男の娘。声優は野々村紗夜さん。
透子の身体にレザーで傷をつけ恐怖で支配していきます。
隼太の目の前で透子が犯されて、そんな光景に射精しショックを受けて逃げてしまったシーンはかなり唖然となりました。ヘタレっぷりに磨きがかかっていますね…
透子は長い間行方不明になってしまい、発見された時は精神がかなり病んでしまいます。
見舞いに来た隼太の前で透子の母親が山桜桃に殺され、その後隼太は山桜桃に殺されたんだろうなと思わせながら終了。
NTR感はなく、恐怖でいっぱいいっぱいになってしまった透子がひらすらかわいそうでした。
巽BAD
山桜桃の父親で見た目からしてラスボス感が出ている人。
圧倒的な力で隼太たちを倒し、山桜桃が殺された恨みで透子を犯す。
吸血の効果と巽のテクニックで快楽堕ちした透子は、なんでもいう事を聞くと言い、その後ピンサロデビューし最終的に行方不明。
気持ちの整理がつかないまま、あっという間に時間が過ぎ去りNTR感は0です。
ちなみに透子の風俗デビューのシーンは無かったです。地味に期待してたので残念でした…
亜紀裕BAD
後輩で生徒会のメンバーの一人。
一部のシナリオで隼太より男らしい所を見せるも、ストーカー、デブ、根暗な性格はやっぱ受け入れらない。
透子をお嫁さんにすると宣言し、吸血効果や隼太とのすれ違いで心が疲弊した透子に優しくした結果晴れて恋仲に。
行方をくらませたけど、二人で仲良く性的な動画サービスを運営してるアドレスを隼太に見せつけ、どん底に落とす。
今までで一番NTR感が出ていて高得点です。
会員じゃないので公園での野外プレイが見れないのがちょっと悔しい。
余談ですが公式サイトにある透子役の星空ユメさんのインタビューで、「亜紀裕は気持ち悪くて無理!」と言っていたのは笑いましたw
千景BAD
子供の頃に透子が冗談で言った、「お嫁さんになる約束」を本気だと思ってるやばいお兄ちゃん。
そんな本人は一目惚れだったので余計に嬉しいらしく、一緒にお風呂に入った時に勃起がバレそうではらはらしたというエピソードも。
今まで同様吸血による快楽堕ちで進行しつつ、なびにゃで見られてる事も興奮に繋がり、透子の精神状態がおかしくなります。
千景を殺そうとする隼太を止める理由が「千景がいなくなったら隼太にHな事されてる自分を見せられなくなる!」と支離滅裂な思考に。
最終的にファンリューゲを使いすぎで廃人寸前の隼太は部屋に引きこもり、千景と透子は結婚し同じ家でラブラブの新婚生活を繰り広げる苦行な終わり方になります。
透子の精神状態がおかしくなったし、千景ならしかたないと思ったのでNTR感0です。
りるかTure
透子そっちのけで、りるかに視点を当てたシナリオ。声優は綾瀬あかりさん。
彼女はマグダラ因子を持つ一族で吸血因子を持つ隼太や、疑似的に吸血因子を持つ戯ィ牙に中出しされると蟲に変貌する悲しいサガを背負っていることが判明。
ここでの隼太は透子ルートのヘタレっぷりはどこにいったのか、襲い掛かる戯ィ牙たちを人間のままで倒していき、自分用のファンリューゲも破壊し、りるかが吸血因子を持つものと交わらないようにしていきます。
すべての障害を取り除いた二人は恋人になり幸せに過ごしていきますが、隼太が吸血因子を持っているのでキスやセックスはしないプラトニックな関係を続けるという事に。
正直そんな男女の関係がいつまで続くのか色々と不安になる終わり方でしたね…
バッドエンドが二つあり、透子が死んでショックで病んでしまった千景のそばにいるヤンデレエンドと戯ィ牙と交わりすぎて蟲になってしまった蟲エンド。
蟲となったりるかは隼太の両手で持てるぐらいの大きさで、言葉は話せないけどある程度の言語は理解できる知能はあるようだった。
そんなふうになったりるかだけど隼太は愛すると誓い、二人でマグダラ因子を持つ者たちの粛清から逃げる生活を送るのが切なく、一番心を締め付ける終わり方でした。
りるかBAD
りるかのNTRBADは流雄、山桜桃、巽ですがどれも薄かったですね。
巽は山桜桃を殺された腹いせにりるかを凌辱し、隼太は最後殺されてしまう。
山桜桃は蟲になることを利用し、透子同様恐怖でりるかを支配し、りるかも山桜桃に忠誠を誓い二人で隼太を殺そうとします。
恐怖で人を操り最後は自分の物にする山桜桃くんカリスマ性高すぎw
最後に流雄ですがここでもイケメンっぷりを発揮。
りるかが蟲になることを知るもそんなの関係ないと言い切り、彼女を愛し離さないと告げます。
そんな流雄に最初こそ信用してなかったが、次第に心惹かれ二人は両想いに。
りるかは流雄こそ自分を守り愛してくれると信じ、千景や隼太のもとを去り、蟲になることの恐怖を紛らわすためにただの人間に戻った流雄とセックスに溺れるエンディングを迎える。
隼太と流雄のどちらが幸せかは分からないけど、流雄は蟲になったらすぐ捨てそうだと思った。
逆に隼太はりるかがどんな姿でも愛してるので、彼と添い遂げるのが一番ハッピーなのかな。
茉穂Ture
購買のお姉さんで今回の騒動に巻き込まれたある意味一番の被害者。声優は唯香さん。
光則と結婚しているけど一緒に学園の購買を始めて以来乱暴になり、酒、たばこ、セックスに溺れる夫に疲れてしまってる。
隼太は茉穂に片思いだったこともあり、彼女と身体を重ね想い合うようになり光則から逃げ出すことを決意。
当然光則が許すはずが無いが、茉穂が今までの想いを吐き出しその気持ちに打ちひしがれた光則は、「今まで済まなかった」と謝りながら太陽を浴び灰になる。
このシーンで茉穂が泣き出し、ちゃんと話し合ってたらこの夫婦もやり直すことが出来たのかなと思うと切なくなりました。
最後は隼太の子を身ごもる妊娠エンド。どちらかというと隼太が寝取った気がするのは心が歪んでいますかねぇ?
茉穂BAD
茉穂は流雅と光則のBADが用意されていました。
流雅BADでは、隼太と流雅と光則と身体の関係を持った茉穂が、「セックスしたら誰とでも気持ちよくなってしまう女」であることにショックを覚えそんな自分が嫌いになり、死んでしまいたくなる。
そんな気持ちをなびにゃを通じて知った隼太は、彼女を殺し自分も死ぬことで永遠に一緒になると選択。まさかの隼太ヤンデレエンド。どうしてこうなってしまったのか…
光則BADは、流雅と隼太と関係を持った茉穂に嫉妬し連続でセックスをし、調教していく流れに。
茉穂を救おうとしにやってきた隼太だったけど、光則に返り討ちにあい、殺されてしまう。
シナリオは全体的におまけ程度の印象でしたね。
あまり好きなキャラじゃ無かったので、これならその分透子とりるかの方にリソースを割いて欲しかったかな。
総評
シナリオは思ってたよりも普通でよかったと思います。
前作の螺旋遡行のディストピアでは設定がごちゃごちゃで、敵が条件を満たすまで無敵モードっていうのが萎えましたが、今作では致命傷を負えば退場するので大きな改善でしたね。
Hシーンは吸血による快楽誘発はご都合感があるけどCGがエッチだったのでよかったかな。
異種姦要素が薄いので苦手な人はいいけど、好きな人には物足りなさが残りそう。
透子狙いで購入したならHシーンやシナリオ数も一番多いので良かったと思います!
終わりに
ここまで戯ィ牙~ファンリューゲ†クリフォト~の感想を読んでくださりありがとうございます。
この手のジャンルは正直やってこなかったけど、最近は色んなジャンルのエロゲに手を出すようになってきたので今後はこういう方面も手を出していきます!
アリスソフトやエスクードのように純愛が基本だけど2~3割は凌辱もあるよ!みたいな作品をやらなければずっと純愛エロゲーマーだったんですがね~。
NTR系はよく分からないので黒ゲーはそっち方面を勉強していきますんでよろしく!
ではでは~。
コメント
ブログの方でははじめまして、ossanでございます。
戯ィ牙クリア、お疲れ様でした!
嗜好が真っ黒な私は、最近は同人エロゲの方を好んでプレイする傾向にあります。
なんでしょうね、安い割にエグくてぶっ飛んだ設定が多いからでしょうかw
ですので、興味はあってもプレイまで手が回らない作品のレビューは、本当に参考になります!
個人的に光則・巽BADが非常に気になりますね。
次はNekoMikoととらぶるでいずとの事。
どちらも全く知らない作品なので、今からレビューに期待!
ossanさん、コメントありがとうございます!
戯ィ牙はシナリオや絵的にハードな感じではなかったのですいすい行けちゃいました!
光則ははたから見たらクズですねw巽はボリュームが少なかったので物足りなさはあります。
同人エロゲは明るくないですが、個人でやってる人が多いから過激な内容でも許されてるんですかねぇ?
今後ともエロゲ作品のレビューを書いていくので期待しててください!