【感想】クリミナルボーダー 1st offence【Purple software】

どうも、かずきちです！

クリミナルボーダー 1st offenceクリアしました！

この作品は電子ドラッグにヤクザに不良グループ、ビッチ風なヒロインとpurple softwareらしからぬ作風で驚いた人も多いでしょう。

自分自身戸惑いつつキャラデザも好みではなかったので様子見してましたが、最終作まで無事発売されたので第一作をプレイしたけど正直面白かった！

ヒロインのひなは可愛いし、日常から非日常の世界に足を踏み入れやばいことに関わってく主人公や次々出てくる難関に先が気になって読むのが止まりませんでしたね。

それではこの作品の内容とゲームの感想など書いていこうと思います！

おすすめ度4.0

クリミナルボーダー 1st offenceとは

2022年10月28日にPurple softwareが発売した日常と常識の境界を引き裂く悪人円舞曲ADV

• シナリオ：かずきふみ（@ka_fumifumi）
• 原画：さめまんま（@samemanma14）、
• SD原画：CHIHIRO（@chihiro_works27）
• 主題歌：Criminal Gradation（橋本みゆき）

ストーリー

陰キャでコミュ障な主人公一樹（にのまえ いつき）は、MetubeにupするためのアニメのMAD動画を編集していたら偶然にも性的興奮が高まる電子ドラッグを制作してしまった。

隣に住む幼なじみ春夏冬 凛に見せて日頃の鬱憤を晴らそうと考え、動画を見せる事に成功したがこの事がきっかけで樹は裏世界という非日常への境界を跨ぐことになっていく。

プレイ時間

総プレイ時間は5時間。

選択肢は1つだけでエンディングに影響ないのでどちらを選んでもOK。

Hシーンについて

H度3.5

全部で5シーン。

正常位、騎乗位、後背位など体位やプレイ内容は普通だが、電子ドラッグをキメてするセックスは理性が飛んでる為ヒロインは喘ぐだけでいやらしいセリフが無く獣みたいだと感じました。

陰毛描写があり賛否分かれそうだけどエロかったので自分的にはありだと思います。

ここからはシナリオの感想をネタバレありで書いていくので未プレイの人は進まないようにしてください！

感想

いくつもの偶然が重なり色の無い日常を過ごしてた主人公が、絶対に関わることが無い世界の人々と出会い、成長していく過程が見ていて面白い。

最初の偶然は電子ドラッグならぬセックスドラッグである動画を作った事。これが無ければ幼なじみの凛がパパ活の斡旋をしてるなんて知る事も無かったし、ひなとも仲良くなる事は無かっただろう。

そんなひなも主人公に対し好意を抱いていた事もあり、色々な出来事がスムーズに進み陰キャで友達が居なかった樹にも心地いいと思える居場所が出来て、その居場所を守るためにヤクザを潰す覚悟を見せる終わり方も最終的な結末が気になっていい締め方でした。

ゲーム内に選択肢と呼ばれるものは一つしか無いが、樹の中では常にこの非日常の世界への関係を断つ選択が出ており、日常に戻らず電子ドラッグ制作者としての責任感や、気になる女の子であったひなを守る為に困難から逃げずに立ち向かう姿は漢でしたね！

ひなの兄でありチーム怒烈弩のリーダーの辰也は初対面で樹の印象はマイナスだったけど、コージからひなを守るために体を張った樹の姿を見て好感度爆上がり。一気にダチ公になったのは清々しくて笑ってしまうほど好きなシーンですｗ

恋愛ノベルではないので今回のヒロインのひなにあまり魅力を感じないのは残念なとこ。見た目可愛くて性格もよく、家庭の事情で可哀そうだと気になってしまうがそこまで感情移入できなかったなぁ。

けど担当声優である小波すずさんの演技が素晴らしく、主人公にたいして甘酸っぱい雰囲気で話しかけるのが結構ツボでドキドキさせられましたね！

終わりに

シリーズ4部作ですでにコンプリートセットが発売してるのでどこかで一気買いしたくなるぐらいにはハマれる作品でした。こういったリアル世界の非日常な物語はやはり面白いですね。

樹が作った電子ドラッグと凛とひなが斡旋してるパパ活は違法性が無く、よほどの事が無い限り警察沙汰にならないのも境界線ギリギリなとこもあってよく出来ている。

ただ、自分らの島で客の食い合いになるヤクザに取っては面白くないから彼らと今後大きく揉めていくのでしょうが、それは二作目以降の話なので期待に胸を膨らませておきたい。

二作目のヒロインはそんなヤクザの一人娘で主人公たちの学園の先輩。

上品な言葉遣いにヤクザの娘とは言えお嬢様キャラ。自分的には琴子さん好きな要素満載なので第二作プレイするのがかなり楽しみになってますｗ