どうも、かずきちです!
対魔忍シリーズで有名なLilithの姉妹ブランドの作品「AYAME ~人形婬戯~」をクリアしました~。
FANZAでは高評価がついてて、作風も好きなのが購入したのがきっかけ。
本家のLilithとはジャンルがだいぶ変わってシナリオ重視の伝奇物となっています。
ホラーな雰囲気もあるので夜中ヘッドホンしながらプレイするのはおすすめしませんw
それでは作品の事や、ゲームの感想について触れていきたいと思います!
AYAME ~人形婬戯~とは
2006年に発売されたLiLith Mistの処女作。ジャンルは淫ら伝奇ADV
- シナリオ:松本竜、そのだまさき
- 原画:のぶしと
- 声優:あやめ(逢川奈々)、鬼方 由水(春日アン)
行方不明の祖父が残した手紙をきっかけに、廃村となった故郷である鬼方村に数年ぶりに訪れる主人公。
手紙を読んだその日にあやめという少女の悲しい夢を彼は見てしまう。
村についた主人公は昔住んでいた祖父の家で一夜を過ごすが、目が覚めると祖父の部屋におり、そこにある箱を開けると夢に出てきたあやめそっくりの人形が入っていた。
謎に包まれたあやめの正体や、村が廃村となった理由、祖父の失踪などを読み解いていくホラーとミステリアスに包まれた内容となっています。
古い作品ですが、windows10での環境では問題なく作動出来ました。
プレイ時間について
総プレイ時間は3時間30分。最初のHシーンは1時間ほどで見れます。
選択肢は少なくエンディングは2つあり自力攻略は可能ですが、「次の選択肢までスキップ」機能が無いので無駄なく進めたい人は攻略サイトを見た方がいいです。
Hシーンについて
全部で12シーン。
サンプルCGが綺麗だったので期待してましたが、作品の雰囲気に引っ張られ抜けませんでした。
体位は正常位やバックなどオーソドックスなものが多い。フェラはあるけどパイズリは無かったです。
妹の由水はオナニーと、兄である主人公による凌辱シーンがあります。
この次はネタバレありの感想を書いていきますので、見るとやる気が薄れる方はこれ以上進まないようにしてください!
シナリオ感想
伝奇物なので引き込まれる物語となっており評価が高いのも頷ける内容でした。
不可解な現象がだんだんと明かされていくのもよかったけど、主人公と人形あやめとの純愛が描かれていてそれが彼女の魂の救いになる結末も素晴らしい。
このあやめというのが様々な顔を持っていて、主人公に見せる年相応な表情や寝床に誘う淫靡な雰囲気などミステリアスさもあって惹かれていきます。
あやめが人形になってしまったいきさつや、村の男たちが次々と失踪する事件なども点と点が結びついていくのが面白い。
物語で失踪した主人公の祖父がとても有能で、彼もあやめに魅了されて人形にされてしまうが、人形あやめの事、村に古くからある雛流しの儀式の事などまとめてくれていたので、主人公が何をすべきなのかが明確になっていました。
主人公が1から手探りで探し当てるのも読み物としては良かったかもしれないが、そこはロープライスということもあり仕方ない。
作中で出てくる水戸へ還すという言葉。最初は天国やあの世にあやめを送るのだと思ったけど、元居た場所と言っているので母親の胎内だと自分は思う。
他の言い方をすると輪廻転生に送り新たな命として再び生を受ける事かもしれない。
2種類のエンディング感想
特に名称はありませんが、2つあるエンディングで自分が好きなのは主人公があやめと一緒に水戸に還る選択をした方です。
あやめの呪いで彼女とセックスすると人形になってしまうが、惚れた女の為にそばに居ようと決意した姿勢が純愛だと感じられた。
この行動によって心から彼女を愛していることが伝わってきましたね。
もう一つはあやめだけを水戸に還る方ですが、実はあやめの正体は双子の姉のみどりという少女。
妹を生かすために双子である事を利用し自らを犠牲にしたが、儀式の最中に強い増悪を抱いてしまい、村を呪う人形となってしまったみどり。
こちらではみどりに長生きしてほしいと言われ、いつか水戸で再開する日まで生きていく事を決意する。
みどりが還っていく時に主人公が泣きながら見送るので涙腺が弱い人はもらい泣きしてしまそうでした。
どちらがハッピーエンドか分かりませんが、完全に好みが分かれる結末となっているのがうまく出来てるなーと感心させられました!
終わりに
シナリオ重視のエロゲーマーなので最後まで楽しむことが出来る作品でした。
Hシーンが抜けなかったのは残念でしたが、久しぶりにエロゲでホラーな気分が味わえたので満足。
興味が湧いたら是非プレイしてください!
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