【エロゲ感想】天神乱漫 神様とキスから始まる学園純愛物

エロゲ感想
出典:天神乱漫

ども!かずきちです!

ゆずソフトの人気エロゲの1つ「天神乱漫」をクリアしましたよ!

ちなみFANZAのDL版(約4,000円)で購入したんだけどこれには訳がある。

2009年のエロゲで1,000~2,000円で買えるだろうと思い近くの駿河屋、鑑定団に足を運ぶも在庫が無かったり、あっても中古が4,000円で販売中。

だったらポイント還元もあるし、ネットで保管できるFANZAで買う方がいいやというのがDL版を購入した流れです。

値段が下がらないのは人気の証拠。実際プレイしてすごく楽しめる内容と今のエロゲにはないノリがクオリティ高くて良かったです。

それでは、天神乱漫のプレイ後の感想を書いていこうと思います。

天神乱漫とは

ゆずソフトが2009年5月に発売した神様と過ごすドタバタ学園ADV。シナリオは天宮リツさん、北川晴さん。原画家はこぶいちさん、むりりんさん。OPは榊原ゆいさん、EDは神代あみさんが担当しています。

以下あらすじ。

主人公・千歳春樹の日常は至って平穏なものであった。
携帯落とせば水の中
無くした財布は数知れず
自転車漕いでりゃ事故に遭い、街を歩けば絡まれる
………たとえ他の人からすれば不幸と呼べるようなことだったとしても、この程度のことはトラブルのうちに入らないのが、彼にとって『普通』の日常である。
そんな、尽きない厄介事と折り合いをつけ、平和(?)に暮らす春樹の元に『ソレ』は訪れた。
ある日、突然届けられた宅配便。
宛名もない、差出人も書かれていない『生物』というシールだけが貼られた荷物。
いかにトラブルまみれの日常を過ごす春樹であっても、それは予想できるような中身ではなかった。
まさか『女の子』が配達されてくるだなんて……。
これこそが、春樹が手にした『新たなる不幸』…………ではなく『初めての幸運』であり、波乱の幕開けであった。
春樹の不幸を拭うために来た!と言う少女は自らを『神様』と名乗り、彼をトラブルから守る名目のもと家に居座ることになるのだが……。
彼女の行動が新たな問題を引き起こし、小さなトラブルはいつの間にか周りの人間も巻き込んだ大騒動に!
そんなハチャメチャな毎日の中で、春樹が手にした『幸運』は一体何をもたらすのか?
神様と名乗る少女の目的は?
春樹に付きまとう不幸は消えるのか?
答えはそう、これから始まる騒乱の日々の中に!

出典元:https://dlsoft.dmm.co.jp/detail/russ_0171/?i3_ref=search&i3_ord=2

先祖から引き継がれた天罰と生まれ持って運気が低い事で、日々最悪な毎日を送っていた主人公春樹の元に、天から神様が現れ一緒に生活しながらキスで不運を取り除いていく物語。

攻略ヒロインは6人(メイン4、サブ2)でHシーンは各ヒロイン3回以上。全ヒロイン攻略後におまけの3Pシーンがあります。

プレイ時間はトータル25時間30分(共通7時間30分)となかなかボリュームがありました。

シナリオを進めると出てくるマップのヒロインを選択していくことで、フラグが立っていくので攻略は難しくありませんでした。

全ヒロイン攻略後6/4に選択肢が追加され、そこで未読の選択肢を選ばないとCGと回想が埋まらないので要注意ですね。

OPムービーは一部のアニメーションで取るヒロインのポーズが特殊で「荒ぶる天神乱漫のポーズ」としてネタにされていますw

曲自体はすごくいいテンポと明るい曲調なので誰もが気に入る事間違いなしです!

ここからはシナリオの感想をネタバレありで書いていくので未プレイの人は進まないようにしてください!

シナリオ感想

共通は春樹と姫がキスする所から始まり、夏の水着イベントまでなのでゲーム内で約4ヵ月ほど。

突然現れた姫は従妹として扱われるけど、神の力で学校に通うようになり、春樹たちの日常は変わっていきます。

真面目な部分よりもギャグやコメディ要素が強く読んでいて面白かったですね。

佐奈の春樹に対する愛が溢れ暴走したり、姫がちょっと力を使い新入生の部活見学にて野球部でバントホームランを披露し、テニス部では○○ゾーンなどネタ満載

出典:天神乱漫

各ヒロインの特徴や性格を知れたり、サブキャラも多かったりとテンポよく進んでいくのもよし。

周りがボケばっかなので必然的に主人公である春樹がツッコミ役になるけど、不快にはならず笑いを提供してくれので安定したクオリティのシナリオで共通ルートは楽しく読める内容でしたね!

春樹と佐奈の祖父が7割ぐらい下ネタを入れてくるし、店長の渉さんもぐいぐいと乗っかってくるのでこの二人はすごく好きw

山吹 葵ルート感想

出典:天神乱漫

春樹の幼馴染で優しい心を持ったポニテが眩しいヒロイン。声優は佐本 二厘さん。

見た目が好みだったのでゲームプレイ前に「葵から攻略しよう!」そう決めたのだけど、共通で彼女の性格など知っていく内に理解した。「この娘個性が薄いぞ…」と。

周りに優しく成績も悪くなくマイナス要素が無いのだけど、ただそれだけと感じてしまった。春樹の事もまじで友達ぐらいにしか思っていないので、どう恋人になるのか不思議だった。

しかし、そう思ったのも仕方ない事情があった。

実は葵は幼い頃に春樹に対して恋心が芽生えるけど、春樹の天罰の影響を受け春樹への想いは葵の心の奥深くに隠れてしまった事が彼女のルートで判明。

男子生徒から告白されても断っていたのは、心の奥に春樹への想いがあったからなのかなー、と感じました。

シナリオを進めるとやがて葵は春樹の事を意識し始めるけど、普段の葵春樹への想いを隠さない葵の二人に分かれてしまう。

この事件があったから葵は本当の自分の気持ちに気づくことができ、春樹に対して素直に好きと言えるようになる。

その後二人に分かれた葵たちは一人に戻り、姫との会長選,神様から受けた試練を経て、最後は結婚式を挙げ幕を閉じる。

結構ドタバタしたけれど葵の可愛さが十分に伝わる温かなお話でしたね。

春樹と姫のキスを見た後に、自分の部屋で枕を抱えて悩んだり春樹と恋人同士になった後もあれこれ考えて悩む葵が女の子らしさ全開ですごく可愛かったです。

常盤 まひろルート感想

出典:天神乱漫

桃色の髪、巨乳キャラ、目元がエロイ!声優は遠野そよぎさん。

春樹たちの通う学園の生徒会長で、周りからも信頼されているまひろだけど、実は彼女には秘密があった。

まひろは常に笑顔で誰からも安心できる雰囲気を出していたけれど、それは自分の心を隠し偽っていた作り物の姿だった。

けれど、春樹と恋人になる事で自分の過去を話し偽りの自分を演じるのをやめるようにし、本当のまひろを出して行けたことは彼女の成長を感じさせる良い物語でした。

見た目と声がよく、何でもこなせそうで意外とおっちょこちょいな性格のまひろが一番好きですね!

しかもHな事に積極的で、パイズリやローターを使ったプレイは結構ドキドキしこちらも色々なものがたぎってしまいました…

子供の頃のいじめと周りと違う感性を持っていたことから、気持ちを隠し周りに合わせるように生きてきたまひろだけど、そういう娘には「もう大丈夫だよ」って言って優しく包み込んであげたくなっちゃいますね!

卯花之佐久夜姫ルート感想

出典:天神乱漫

美しい容姿を持ち、「のじゃ」「である」など口調が特徴的な土地神様。声優は高志麻矢さん。

物語に大きく関わってくるキャラだったので、色々と期待していたんですがいまいちで残念でした。

姫のシナリオの大部分を文化祭を開催出来るか出来ないかで使うけど、姫は春樹の告白を断った事で関係がぎくしゃくしたり、後半の文化祭中止から再び開催出来るよう奮闘する場面で姫の活躍が無いです。

姫の性格や態度は専用ルートに入っても相変わらずだったので、Hシーンの時ぐらいしか特別感を感じられませんでしたね。

試験は不合格だったけど、春樹の天罰は無くなり姫は罰と言う名のご褒美として人間にされ、春樹と生涯を過ごすというハッピーエンドという結末に終わります。

この結末自体は非常にいいのだけど、春樹の家系がなぜ長い間天罰を受けなければならないかの理由が判明しなかったのがすごく残念。

天罰解消は姫の試験の副産物とはいえ、彼女の願いでもあるのでせめて過去に何があったのかは知りたかった。

姫が人間だった頃は咲夜という名前だったことが分かるけど、あまり過去について触れることもないので目新しさもない印象。

姫よりも主人公の春樹が目立つシナリオだったなー、というのが素直な感想ですね。

竜胆 ルリルート感想

出典:天神乱漫

銀髪!狐耳!ロリ!声優は成瀬未亜さん。

共通では春樹に噛みついたり威嚇したりと攻撃的な一面を見せていたけど、専用ルートではだんだんと心を許していきルリの発情期をきっかけに恋人になっていきます。

そしてついに、ルリのルートでは春樹たちの家系が天罰を受ける原因が判明します。

ルリと春樹のご先祖は狐と人間だけど友達同士ですごく仲が良く、ある日春樹のご先祖が死んだ祖父を生き返らせたいとルリに相談したところ、ルリは死者を生き返らせる薬を持ってきます。

けれどその薬に効果はなく、二人のその行いに怒った神は春樹のご先祖とルリに天罰を与え、ルリは姫と一緒にいるという罰を受ける。

ルリの処分は罰と言う割に軽すぎて本人も姫の元に入れて幸せだったと言うが、春樹たち一族が苦しんでるのに自分は幸せに暮らしている罪悪感が彼女にとっての罰でしたね。

話はそれだけで終わらず、春樹のご先祖が登場し心残りを解消し成仏させようという展開に。

ルリと果たせなかった一緒にホタルを見るという約束を叶えようとする春樹だけど、時期的にホタルを見ることが出来ない。

そこで、タイから帰ってきた庵が見せた動画を見て、それをホタルの代わりに見立ててみんなと協力しコムローイ(タイのお祭り)をルリとご先祖に見せることに成功し、ルリの笑顔をする春樹の存在に安心感を覚え無事成仏するという感動の物語でした。

試験に合格した姫は春樹の天罰を解消し、同時にルリの罰も無くすことができ、ルリと春樹はこれからも一緒に暮らすことが出来てとにかくハッピーなお話でした。

烏羽 紫ルート感想

出典:天神乱漫

春樹の担任の教師で親しみやすいが面倒な事は嫌いなタイプ。声優は夏野こおりさん。

今までのヒロイン達とはかなり異色なシナリオ。まぁサブヒロインで唯一の大人キャラなので色々と吹っ切った感じでしたね。

ルートに入って早々に春樹が紫に惚れてデートを申し込むも軽くあしらわれしまう。

しかし、紫の兄の形見であるライターを男性に奪われ、ライターを取り返したことがきっかけに二人はだんだん恋に落ちて…いかなかった!!!

春樹は紫を女性として愛していたけど、紫は捻くれた性格と特殊な性癖を持っているので春樹の事を自分の所有物と言い張るようになる。

なんだかんだ歪な形だけど恋仲になった二人は、教師と生徒で恋愛をする関係を隠しながら、春樹が卒業するまでご主人様とペットという関係を楽しみながら幕を閉じていきました。

生徒と教師と言うだけでも禁断の恋愛なのに、そこに主従関係の要素を足したのでかなりカオスでしたねw

紫が教師になった理由とか死んだ兄のエピソードなど色々あったのに、二人のアブノーマルな関係性で全部ふっとびました。

個人的にバニーガールHが見れたので満足です。庵GJ!

千歳 佐奈ルート感想

出典:天神乱漫

千歳家の家事全般をそつなくこなすが、兄が大好きすぎて暴走気味な義妹。声優は安玖深音さん。

佐奈については共通で御霊人であることが分かっていたので、そのことについて大きく触れていくことに。

姫と春樹がキスをしていることの事情を分かっているも、感情が抑えられなくなり二人にはキスをしてほしくないと訴える佐奈。

さすが、佐奈の専用ルートならではの展開でしたね。

神社の御神体の刀で手を切ってしまった佐奈の存在が不安定になったり、それを安定させるためにHしないといけなくなる。

個人的にHするのに何か理由がいるパターンは嫌いだけど、ちゃんと春樹は妹としてではなく一人の女性として佐奈に告白し結ばれたのはすごく良かったです!

最終的に神様の試練を乗り越えて、春樹の天罰が無くなり佐奈も存在が安定して全ての問題が解決して大団円で姫とルリと過ごす生活も終わりを告げました。

エピローグでは結婚して子供も出来て幸せそうにしているCGで終わりますが、佐奈が子供産める体だったのがびっくり!

総評

濃いキャラクターとツッコミ役の主人公というポジションのおかげで、共通の掛け合いは終始笑いが絶えず掴みはバッチリでしたね!

専用ルートではヒロインの内面が綺麗に描かれた葵,まひろや、感動があるルリは良かった。

逆に姫と佐奈については盛り上がりに欠ける感じはありました。共通や他のヒロインルートでも出番があるし、シナリオもシリアスになっていくけど意外性もなく楽観視出来てしまう内容でした。

紫の専用ルートは意外性の塊でしかないですねw良いとも悪いとも言えないです。

ただ全ルートで春樹の天罰が無くなり、姫も無事に神様検定が合格出来たのは細かい描写だけど毎回あったのはよかったですね。

共通で意外だったのは佐奈が人間ではなく、春樹の天罰の影響を受けてこの世に生まれた中途半端な存在と言うことを明らかにしたこと

こういった重要な事は佐奈ルートで明かすものでは?なんて考えてしまい、佐奈ルートで初めて分かる事実だったら彼女のルートはもっと点数高かったと感じましたね。

終わりに

ここまで天神乱漫のプレイ後の感想を読んでいただきありがとうございます!

発売からだいぶ経っているし、プレイしてるユーザーも多いですが自分はやっていないエロゲーマーでした。

当時はシナリオに力を入れてるエロゲが好きだったので、ゆずのエロゲは選択肢から外してたけど今こうしてプレイする逆に新鮮で面白かったです。

ギャグ要素が強いのもそうだけど、声優さんが豪華すぎて古参エロゲーマーとしては歓喜の声を上げてしまう方々で耳が心地よかったですね。

今後もゆずソフトのゲームを楽しんでいこうと思っているのでよろしくお願いします!

ではでは~

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