幼なじみが○〇っていうエロゲ作品はたくさんあるけど、大統領がタイトルに付くのはインパクトがあると思ってしまう。
そんなALcotから発売された「幼なじみは大統領」をクリアしたので感想を書いていきます。
何かの間違いで大統領になったのではなく、地球にやってきた宇宙人により大統領になった幼なじみを中心に繰り広げられるドタバタラブコメディな内容。
古い作品なので最近は露出の少ない声優さんたちが出演してる事もあり、2000年代エロゲーマーの自分は聴きなじみのある声が聴けてすごく楽しめました!
それでは作品の事や、ゲームの感想について触れていきたいと思います!
幼なじみは大統領とは
ALcotが2009年10月に発売した大統領や補佐官や宇宙船とイチャラブするADV
- シナリオ:宮蔵、空下元、時乃
- 原画:仁村有志(PRIMIL) (@primil)、ひさたけ
- SD原画:あおなまさお(@aonamasao)
宇宙人であり連邦所属のクー・リトルリトルは、航宙船の不具合で新本に落下し首脳陣達を死亡させてしまう。
首脳たちを復活させる間、新本のまとめ役として桜浜雪乃に洗脳装置を取り付け、その間に主人公の記憶を元に世界を元通りにする笑いありのラブコメとなっています。
プレイ時間
総プレイ時間は14時間。各個別シナリオは3時間ほどで読み終わりました。
攻略フラグが立てられないとバッドエンドがあるので要注意!
Hシーンについて
全部で10シーン。雪乃、イリーナは3シーン。エルと欄は2シーンとなってます。
中出し、外出しの選択肢があるけどQセーブ機能がないので回収がちょっと手間。
まさかのQセーブの有難さを感じる事となりましたw
この次はネタバレありの感想を書いていきますので、見るとやる気が薄れる方はこれ以上進まないようにしてください!
シナリオ感想
宇宙人の存在だったり、その科学力を持って世界規模に洗脳を掛けるなどストーリーはとんでもないけど、共通はごくごく平凡な日常が展開されていき、アニメや漫画ネタを引っ張ってきて分かる人には分かるレベルで笑いを取っていきます。
主人公や登場人物に対して「こいつ地球人じゃないな」と思わせるような言動や態度があるが、主人公のセクハラ発言やギャグ中心な内容により、シリアスな感じにはならないのでテンポよく読み進めることは出来たかな。
イリーナルート感想
ルシアの大統領で本名はイリーナ・ウラジーミロヴナ・プチナ(愛称はプーちん)。声優は海原エレナさん。
気持ちのいいぐらいツンデレなキャラクターで、声優の力もあり彼女のツッコミが清々しくてよかった!
主人公のセクハラ発言に過敏に反応し事あるごとに指摘するも、ルートに入ってからはデレが強すぎて得意のツッコミキャラから甘々彼女に昇格で余計に好きになった。
このルートでイリーナの生い立ちや静電気体質について知ることが出来たし、色んな面で主人公と相性抜群なのが面白かったな。
エゼキエルルート感想
クーが作った航宙船の一部が人となった姿。声優はみるさん。
初登場時は主人公が苦手な感じもあり、すぐに隠れてしまう描写があったけど、心を開いてからはイリーナとはまた違うデレが垣間見えた。みるさんのロリ声もあり心射抜かれてしまいましたね。
主人公が改造人間になったいきさつもエルの話で見えたり、行方不明の姉エレミヤとの本気の姉妹ゲンカや創造主であり母親でもあるクーの深い愛情などテーマがはっきりしていて、読み応えがあって良かったと思う。
桜浜雪乃ルート感想
新本の大統領にされてしまった主人公の幼なじみ。声優は立花あやさん。
メインヒロインだけど、イリーナとエルがヒロインとして強すぎて個人的にはあまり魅力を感じなかったです。
他のヒロインエンドでは世界が元通りになると、雪乃の記憶から大統領として過ごした日々は綺麗さっぱり無くなるので、彼女のストーリーはどうなるのかは気にはなっていた。
クーと主人公との会話で自分は大統領ではない事を知ってしまった雪乃。最初はショックで錯乱していたが自分を慕ってくれる国民や仲間たちと共に、ラスボスのゾウマを倒すのは燃える展開でした。
エピローグは世界が元通りにはならず、懲りずにエレミヤが襲撃したり、主人公がイリーナに詰め寄られたりと、バタバタした日常がまだまだ続く雰囲気の終わりはある意味王道的でした(笑)
三芳蘭ルート感想
主人公のもう一人の幼なじみでお姉さん的存在。声優は柏さくらさん。
スタイルよし料理も上手とレベルが高い彼女だが、主人公の告白を断った過去があるもスキンシップは多め。
実は蘭も宇宙人でガーディアン側の人間だという事が明かされる。パンダの姿をした西園寺が実の父親でこのルートはバトル要素が多いのが見どころでした。
謎のバトルメイドと正体を隠した蘭との共闘や、ガーディアンとしてではなく蘭の父親として主人公の前に立ちはだかる西園寺の戦いなど熱い展開が繰り広げられ飽きない内容でしたね。
終わりに
ガンダムやジョジョなど有名なセリフが出てきたり、登場人物も日本やロシアの偉い人をネタにするなどギリギリなラインを攻めていて自分みたいにネタが伝われば面白いと感じます。
逆に元ネタが理解出来なかったりするとつまらなく感じるので、プレイする年齢層によっては退屈になる可能性があるのがパロディ色が強いエロゲの欠点な部分でもありますね。
FDも出ているので今度はそちらも攻略したいと思います!
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