【感想】淫祭の島〜血と白濁の贄〜MOTION PLUS【hourglass】

エロゲ感想
出典:淫祭の島~血と白濁の贄~MOTION PLUSより

どうも、かずきちです。

今回は「淫祭の島〜血と白濁の贄〜MOTION PLUS」の感想を書いていきます。

伝奇物の黒ゲーで、原画の金目鯛ぴんくさんのファンだから買いましたが、思ってたよりシナリオに力を入れてて過激なエロを求めていた自分は拍子抜けしちゃいました。

絶海の孤島という舞台で学生たちがなすすべもなく凌辱されるのを期待していましたが、主人公たちが案外タフだったので想像してたよりエロシーンは少なかった印象。

シナリオがいいかと言われればそうでもないし肝心のエロも中途半端な感じで、各キャラのEDも独特過ぎて色々と不完全燃焼気味になりました。

それではこの作品の内容とゲームの感想など書いていこうと思います!

おすすめ度2.0

淫祭の島〜血と白濁の贄〜MOTION PLUSとは

出典:淫祭の島~血と白濁の贄~MOTION PLUSより

2010年12月10日にhourglassが発売した孤島吸血鬼サスペンスアドベンチャー

  • シナリオ:こごめさくら、天翔狗
  • 原画:金目鯛ぴんく

ストーリー

終業旅行の最中に誰もいない無人島に仲良しメンバーでこっそり遊びに行こうとした主人公達だったが、謎の天変地異が起こり過去にタイムスリップする。

戦後間もない時代で船もなく携帯も通じない状況。とりあえず島を散策し脱出の糸口を探る主人公達は、島民たちが若い女性をレイプするという恐ろしい場面に遭遇してしまう。

着物を着た謎の女性や狂った島民や化物などから逃げ延び、全員で未来へ戻る為奮闘していく物語です。

プレイ時間

総プレイ時間は10時間30分

エンディングが複数あり。2週目以降は視点変更が加わりそれぞれのキャラクターの思考が覗けエロシーンの回収などにも利用します。

周回するのが多いので攻略サイトを利用する事をおすすめします。

Hシーンについて

出典:淫祭の島~血と白濁の贄~MOTION PLUSより

H度2.5

全部で26シーン

  • 忍3
  • カスミ8
  • 凛6
  • 奈緒4
  • 霞4
  • その他1

最初のHシーン(モブ女性の輪姦)が見れるまで2時間30分掛かりました。

カスミは主人公との純愛H2、触手2、強姦3、自慰1と一番シーン数が多い。逆に忍が3シーンしかなくそこのバランスが悪かったと思う。

行為が終わったら島民に殺されるのが分かってる為、気の強い彼女たちは爆弾で自爆したり一人でも多く道連れにしようとするので快楽堕ちも無かった。

モブの女の子3人が輪姦されるシーンはとにかく泣き叫んで悲痛な雰囲気が伝わってきたので、シチュエーションとしては一番よかったです。

MOTIONがあるシーンは10個でサオリの触手凌辱は全部使われている。全部にMOTIONが使われていなかったのは少し残念でしたね。

ここからはシナリオの感想をネタバレありで書いていくので未プレイの人は進まないようにしてください!

感想

出典:淫祭の島~血と白濁の贄~MOTION PLUSより

室町時代に面を彫る仕事をしてた能面師と、その面を掛けて踊る能楽師の家の一人娘の恋が引き裂かれ、その憎しみからこの物語は始まった。

その能面師が最後に作った面を被ると永遠の憎しみに囚われる代わりに、不死の力と人を吸血鬼や化物に変える力を手に入れる事が出来る。

主人公達と敵対する霞もその面を被ってしまい、村に伝わる生贄の儀式で生きたまま身体を燃やされ、親友に裏切られ肉親である父親を殺されそうになり、呪いの声に耳を傾け憎しみに支配される。

出典:淫祭の島~血と白濁の贄~MOTION PLUSより

平和な世の中を生きてきた主人公達はそんな人智を越えた化物を相手にしないといけないので正直勝ち目は無いのだけど、霞の支配下にある島の男たちは診療所に入ることが出来ず、昼間は活動できなかったりするので診療所が安全地帯になるヌルゲー。

カスミは父親から合気道や剣道を習っており、武術が得意で精神的にも強いので落ちてた鉄パイプで男たちを撃退するし、凛も爆弾を作り出し驚異的な殺傷力で敵を倒すので、無人島×化物だらけの状況にしては緊張感は無くさくさく物語が進んでしまう。

出典:淫祭の島~血と白濁の贄~MOTION PLUSより

そのためHシーンも合間合間で見せてくるわけでなく、ヒロインルートやバッドルートが確定しないと見れないので抜きゲーとしてのテンポは悪かった。

主人公が実は霞の子供で彼女と同じ蒼い炎を出す事が出来るが、憎しみに囚われた霞と大切な人を想る為に蒼い炎を使う理由が明確に違うのは対比となってて王道的だけどよく出来ていた。

最後は主人公の炎で憎しみに囚われていた霞を呪いから解き放ち、負の連鎖を生み出す能面も燃やす事でこのような悲しい事件が起こる事が無くなり、最後は赤子を抱いた霞らしき人とすれ違い霞の魂も救われたのが解る。

ストーリーは分かりやすい内容だったけど、主人公達がタイムスリップした明確な理由や、霞が島で産んだ主人公が今の両親に育てられたのか謎は残る。

過去に来てしまったのは永遠の謎だが、主人公に関してはそのタイムスリップが起こる島で不思議な力が作用し、島から離れ現在の両親に拾われたのだと勝手に解釈することにした。

各エンディングについて

ヒロインには主人公と結ばれたあとのエンディングがあるがどれもハッピーエンドとは言えない。

凜とサオリは2種類ありヒロインが死ぬと主人公が狂って火山に飛び込んだり、異能を使い世界から自分が生きていた記憶を消すなど不思議な終わり方をする。

生存エンドでも現代で霞と戦い続けたり、過去に飛ばされた主人公たちを自分たちが影でサポートする二重タイムリープが発生し、俺たちの戦いはまだまだ続くぜ!みたいな感じに。

忍は一つしか無いが、地殻変動で2034年と自分たちの時代よりもさらに未来に飛ばされた主人公がいつしか老人になり、死ぬ間際忍らしき学生に会い最期を迎えるなど悲しいエンディング。

島民に捕まり凌辱されるバッドも最後は一矢報いて死ぬか、地殻変動に巻き込まれて死ぬので島民たちの慰み物になる絶望感がないのは救いのようなエロのシチュエーションとして物足りないようなものを感じますね。

終わりに

パッケージだとみんな触手に捕まってるが実際に触手シーンがあるのはサオリだけだし、凌辱を強く売り出してる割に伝奇ストーリーを楽しんでもらいたい構成だったので中途半端になった気がする。

序盤の更衣室で忍の裸を見た時や白ビキニ姿となり浜辺で遊ぶシーンで、わがままボディを見せてくれ期待させた結果一番Hシーンが少なかったのはほんとにもったいない!

実用性が高ければけっこうおすすめしやすい作品だったけど、シーンも少なく好きなヒロインのHシーンに行くまで時間がかかるので抜きゲーとしてもいまいちな作品でした。

おすすめ度2.0

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