もしも男女の距離を2m以上離さないといけない法律があったらどう思いますか?
今回はそんな法律がある世界観の「Honey*Honey*Honey!」をクリアした感想記事です。
恋愛だけでなく仕事とかも含めて男女間で距離を取らないといけないから、リアルで考えたらかなりめんどくさい法律ですよねw
それでは作品の事や、ゲームの感想について触れていきたいと思います!
Honey*Honey*Honey!とは
2020年9月に発売されたいつでもどこでもアナタといたい! おうちじかん応援学園恋愛ADV
- シナリオ:シト、ふくろー
- 原画:大空樹(@ozoraituki)
- SD原画:真夏ろこ(@rocomani63)
政府がセクハラ問題に力を入れた結果、男女間で2m以上離れないといけない男女接近法という法律が出来上がった世の中。
過去のトラウマで女性を避けるようになった主人公と、主人公と恋愛したいヒロイン3人という構図で物語が進んでいきます。
プレイ時間について
総プレイ時間は5時間。短いのは知っていたけどシナリオ量の少なさは思った以上だった。
共通が終わると選択肢が出て、対応するヒロインの選択肢を選べばそのままエンディングまで1本道です。
抜きゲーとはいえ定価7.800円なので新品で買ってたらかなり損でしたね。FANZAのセールで購入したので自分としては不満は無かったです。
Hシーンについて
全部で18シーン。ヒロイン攻略後は回想に新規で3つ追加される仕組みとなってます。
全員巨乳なのでパイズリは当たり前。制服、水着、お風呂Hとあるがどのヒロインも被ってるシチュが多かったです。
チャイナ、ナース、メイドなど差別化出来てる部分もありました。
この次はネタバレありの感想を書いていきますので、見るとやる気が薄れる方はこれ以上進まないようにしてください!
シナリオ感想
男女接近法という法律があるのでそれを主軸に各ヒロイン味のある内容になってる。
シナリオが短いのは残念だったけど、読みやすいテキストに笑える掛け合いなどもあったので楽しいゲームではありました。
ただ、カップルとして認可されてない男女でイチャイチャしても、罰則や罰金など罪に問われる事がなかったのは設定ガバガバだと思った。
どこからともなく黒服が現れて連れ去らうぐらい修羅の世界を想像してたけど、基本的には口頭注意で終わるので思ってたほどゆるい法律ですね。
遠野つかさルート感想
恋愛監査部という部活動の部長を務め、恋愛の事を考えるとHな妄想をしてしまう癖がある。声優は嶋田ツユリさん。
部に寄せられる恋愛の認可の申請書類を見ただけでよからぬ想像をしてしまう程恋愛には疎く、彼らの気持ちを知るため主人公に恋人同士が行う軽いスキンシップを体験させてもらう過程で、恋愛を知り自らも恋に落ちていく。
つかさの性格上恋愛について照れたりする描写が可愛くて、甘酸っぱさが伝わって終始ときめく内容でした。
テンポよく進んだせいか短いけど恋人になるのも自然な感じであっというまにエンディングまで行き、抜きげーだけどもっとつかさのイチャラブが見ていたい!と感じさせるシナリオだった。
三峰みゆきルート感想
主人公の担任でお互いが幼い頃からの知り合いで、彼の事を考えると妄想が止まらない変態教師。声優は南十字いっせいさん。
3人のヒロインで一番笑える内容で、みゆきの主人公に対する愛の重みや妄想がツボで腹抱えて笑えましたw
小学生の主人公にガチ恋するぐらい彼にゾッコンで、引っ越しで離れ離れになった寂しさを埋めるために作った舜くんグッズが出てきて笑っていいのかドン引きしていいのか謎でしたが、後にこのグッズに助けられると誰が想像できようか。
結婚エンドはベタですが、こんな法律がある世の中で教師と生徒が恋愛してくなら手っ取り早い方法だし、小さい頃から秘めていた恋が叶うのは幸せでいいですよね!
近森アリカルート感想
主人公の後輩でギャル属性を持ち、男女間で距離を取らないといけないルールには反対派。声優は麦芽ぷりんさん。
男女で距離を取らなきゃいけなかったり、恋人になるには認可シールを貰わないといけない学園に鬱憤が溜まっており、学園内ではこの法律に対しての反対組織のリーダーの顔を持ってる。
つかさやみゆきとは違った方向のぶっ飛んだシナリオで、主人公を狙うアンホーリー・ジャッジメンツやそれと敵対するアリカの派閥の精鋭パラディンナイツなど厨二心くすぐるバトルコメディが繰り広げられます。
元気溢れるアリカの隣にいると毎日退屈しないだろうと思えるし、自分の殻に籠ってた主人公もアリカと一緒にいる事で殻を打ち破り成長したので一味違う面白さがありましたね。
終わりに
短いながらも濃い内容の抜きゲーでした。
シナリオやキャラの掛け合いがすごく良かったので、キャラゲーか笑い多めのバカゲーで世に出してればもっと評価は上がったかも。ちょっともったいない作品。
定価での購入はHシーン数に対し高いので、半額以下での購入をおすすめします。
コメント