こんにちわ!かずきちです!
2021年7月にういんどみるOasisから発売された「悠久のカンパネラ」をプレイし全ルート攻略しました!
前作の祝福のカンパネラをやっていたので、今作にも期待してFANZAで予約しましたね。発売日にDL出来るようになったら、すぐにインストールしてひたすらプレイしちゃいましたw
購入前は「前作とのつながり」や「前作に比べ面白いのか?」など、どうしても祝福と比較しがちになっていました。
シナリオについても100年前の出来事が関係したり、クラン「オアシス」など気になる設定が多かったので色々と困惑しましたが前作と話の繋がりは薄いので悠久単体でも楽しめました。
合計プレイ時間は19時間で攻略出来たのでシナリオのボリュームはあります。
気になるHシーンはメインヒロインが3シーン。嬉しい事にサブヒロインのクロエとカエデや元恋人のシャルルにもHシーンがあるので安心してください!
それでは実際にプレイした自分が、ゲームの紹介やネタバレありの感想など書いていこうと思います!
悠久のカンパネラとは
エロゲブランドとして老舗である、ういんどみるOasisがカンパネラシリーズ10周年を記念して製作した完全新作です。前作の祝福のカンパネラやそのFDである祝祭のカンパネラをプレイしていなくても楽しめる内容となっています。
カンパネラシリーズ10周年記念『悠久のカンパネラ』好評発売中!
アイドル姫と伝説の英雄たちの恋と絆の冒険譚
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— ういんどみる (@Windmill_Oasis) August 1, 2021
原画家は同ブランドではぴねす!や祝福のカンパネラのこ~ちゃさん、シナリオはサイトウケンジさんと蜷岸準一さんが担当しています。SD絵も用意しており、そちらは茜屋さんが担当しています。
ストーリーは100年前の英雄でクラン「オアシス」サブリーダーの主人公チェスターと、その仲間のアンジェリーク、ジュリエットが、舞台となる100年後の時代でアトラスティア王国の姫であるクレリア姫とアーティファクトの少女コレット達と、世界を救うための冒険に出るファンタジー感あふれる物語です。
プレイする前にストーリーを読んで前作の100年後の物語だと思ったけどそういうわけでは無かったです。時系列的には前作の10年後の物語になっています。(ソースはチェスターの回想にて。)
![](https://kazukichi-diary.com/wp-content/uploads/2021/08/gha-min.png)
出典:悠久のカンパネラ
祝福のキャラも出てきますが、ミネットやミリアムは彼らの冒険に直接関わる事はないです。アルトワーズは商人なのでアイテムを売ったりすることはありますが、彼女も戦闘に参加とかはしないので、純粋に悠久のキャラたちの活躍を見ることが出来ます。
前作同様この世界にはエールがあり、重要な役割を持っています。エールとは世界にある見えない力で、魔法を使う事が出来たり想いや絆に反応し使用する人に大きな力を与えてくれるエネルギーです。
主人公たちの目的がはっきりとしているし、仲間たちとの関係も信頼で結ばれているでさくさく物語が進んでいきます。基本的にヒロインたちはチェスターに好意を寄せているので恋愛感情も高めです。
そのため、緩い空気になる事も多く下ネタやギャグがけっこう発生します。特にジュリエットやコレットが息を吐くように発言し、コレットは古代語という名の死語をよく言っていますw
ゲームの構成とおすすめの攻略順
ゲームの構成は三部構成でキャラクター達が出会う冒険編、チェスター達の目的である「夢幻の聖鐘」と戦う王城編、第三部はそれまでに選んだ選択肢によって進む不浄編(クレリア、コレット)、聖域編(アンジェリーク、ジュリエット)に分かれます。
誰か1人でも攻略するとサブヒロインの姫伝編(クロエ、カエデ)とシャルルの物語が解放されます。
自分は好きなキャラであるクレリア→ジュリエットの順番で攻略し、アンジェ→コレット→姫伝→シャルル→トゥルーという感じでプレイしました。
1周目はメインヒロインしか攻略出来ないので自分の好きなキャラに行くことをおすすめします。2週目以降はメインシナリオが気になるならメインヒロインルート、クロエとカエデが気になるなら姫伝に寄り道するのもいいと思います。
シャルルの物語は、短い内容なので気になる人やシャルルのHシーンが見たい人は読んでも問題ないです。個人的にはメイン、サブヒロインを攻略後に読んでいただきたい。
悠久のカンパネチャンネル
悠久のカンパネラを応援する為に出来た、公式が認めるファンチャンネルです。聴けば分かりますがMCはジュリエット役の歩サラさんが行っており、面白おかしくゲームの宣伝?をしながら動画配信をしてます。
再生時間は1つの動画につき10分前後なので気軽に視聴できます。
ゲストにシャルル役の遥そらさんに、コレット役の北見六花さんも登場しているので気になる方は視聴することをおすすめします。
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シナリオ感想
ここからはシナリオや各キャラのルートの内容などネタバレありの感想を書いていこうと思います。読むとゲームのプレイに影響する方は読まないように気を付けてください!
共通ルート感想
![](https://kazukichi-diary.com/wp-content/uploads/2021/08/MINE-min.png)
出典:悠久のカンパネラ
第一部の冒険編は、チェスターやクレリア達ヒロインが集まり、エピクロス島の遺跡の奥で眠る記憶喪失の少女コレットで出会い、彼女の目覚めと共に世界の危機が訪れる事が分かります。
ただ、チェスターの目的はエピクロス島の調査に一人で来ていたクレリアを無事に王国まで連れ帰るのが最優先だったので、突然の世界のピンチはクレリアを王国に連れ帰ってから考えるとし後回しにします。
クレリアを王国に連れ戻す道中はまさに冒険をしている感じがあって楽しめましたね!敵を倒したりジャングルや砂漠を抜けたりとRPGみたいでした。
砂漠ではオアシスで水着イベントをやったり、その後の章では温泉イベントもあったのでムフフな気分を味わえましたw
意外だったのはキャラクター紹介にもある、チェスターの元恋人で仮面を被ったキャラ「シャルル」が早々に登場したことですね。
第一部はキャラクターたちのことを知れて、冒険も楽しめて比較的明るい内容でした!
第二部の王城編は夢幻の聖鐘と激しい戦いを繰り広げる熱い展開と、今までの選択肢によって第三部の行き先が決まる分岐ポイントです。
第一部で仲間になった、隣国の姫でクレリアの良きライバルのクロエとその従者カエデが、みんなが城内に入れるように敵を引き付けるシーンがあります。
熱いシーンだったのでクロエ姫の株が爆上がりしました!見た目も可愛いしサブヒロインなのがもったいない娘です!
そして、この話の盛り上がるところはやはりシャルルであり夢幻の聖鐘とのバトルが展開される事ですね。
ここの見どころは何と言っても覚醒して完全復活した夢幻の聖鐘と、それを倒す為に伝説の英雄であるチェスターたちの激しい技の数々、その英雄たちと並び立ちみんなの気力の源となるクレリアの存在ですね。
最大の敵と物語の中盤で激しい死闘を繰り広げるので、クライマックス感が半端ない!初見では個別ルートに入ったらどんな展開になるのか予想出来なかったですね。
不浄編 クレリアルート感想
![](https://kazukichi-diary.com/wp-content/uploads/2021/08/KURERIA-min.png)
出典:悠久のカンパネラ
舞台となるアトラスティア王国の現王女であり、みんなの歌姫でチュスターの最推しのアイドル姫!声優は風音さまです。
姫という立場もあり、共通ではみんなに守られながら戦っているので冒険編では活躍しませんでした。
ただ、彼女は国民に好かれるという事からも分かる通りとてもやさしい性格で、いるだけで周りを和ませることが出来るし、チェスターの異常なまでの推しっぷりに周りも感化されメンバーからも愛されています。
そんな彼女のルートでは、世界が負のエールで満たされ世界は混沌に包まれてしまう。世界を元に戻すため、クレリアはチェスター達とともに再び夢幻の聖鐘を倒す冒険に出ます。
再び冒険編ですが第一部と違って内容はシリアスになってますね。ただ、このゲームは空気が重くなっても下ネタやギャグをぶっこんでくるのでそこまで気持ちも沈んでいかないです。
クレリアルートでは、まさに冒険譚であったなーと感じます。クレリアには重い設定や謎な部分が無いので、チェスターの最期の冒険とそれを恋人と王女という立場で支える物語です。
正直彼女の急成長っぷりには驚くばかりで、英雄として活躍したチェスターや剣の達人のアンジェも認める程の腕前になるのは才能なのかな?
不浄編 コレットルート感想
![](https://kazukichi-diary.com/wp-content/uploads/2021/08/KORE-min.png)
出典:悠久のカンパネラ
身体がアーティファクトで出来ていて記憶喪失の謎の少女。声優は北見六花さんです。
コレットは周りのヒロインに比べると幼い印象ですが、誰よりもチェスターへの愛が強く正妻としての立場を譲ろうとしないですね。
特徴的なのは古代語といってチェスターたちに伝わりにくいギャグを言う事。ユーザーには当然理解出来る内容だけどゲームの中では理解されにくいので受けは良くないです。
クーデレロリヒロイン枠だと思っていたのに、ふたを開けると下ネタやギャグを連発するオチ担当みたいなポジションが目立ったので割とがっかりでしたね…
シナリオの方はクレリアと同じ不浄編。基本的に話の軸が同じで、既読スキップでかなり飛んじゃうので読みごたえは薄かったです。
ただ、コレットの話なので彼女が本当は何者なのかがここで明らかになります。その謎を知る為に読むので内容の印象は薄いです。
不浄編の2週目ということでコレットの正体が知れてすっきりしましたが、だいたいの話の流れはクレリアルートで見ているので真新しさが無く、意外性もないので残念でしたね。
聖域編 ジュリエットルート感想
![](https://kazukichi-diary.com/wp-content/uploads/2021/08/JYU-min.png)
出典:悠久のカンパネラ
古代種といわれる長命な種族で風の魔法を得意とし、仲間たちをサポートする自称「全てを知る者」。声優は歩サラさんです。
いわゆるエルフ耳が特徴的で肌色多めな衣装は人目を惹きますね。口を開けば面白おかしくクランを盛りあげ、旅の途中でもアーティファクトでキャンプ場を呼び出しみんなを支える魔女です。
個別ルートは不浄編とは違う展開になり、正のエールに満たされたアトラスティア大陸を元に戻すため再び冒険に出ます。
こちらも冒険編になるんですが聖域編では悠久の聖鐘がキーになり、第一部で戦ったグリフォンと再戦したり、竜人の封石獣が待ち受けたりとこちらでも激しい戦闘がありましたね。
戦闘とかよりもここでの見どころは物語に深く関わっている、自称全てを知る者のジュリエットの事が知れたことですね。
いつから生きていて、なんで二つの聖鐘を造ったのかとかこちらの知識欲がかなり満たされました!エピローグは切ない展開ですが、トゥルーまで読むとなるほどなーとなりました。
実はこちらでも夢幻の聖鐘が出てくるんですが、悪役感が出てたのですっごくよかったです!クレリアルートでは口調がシャルルだったので、落ち着いて余裕のあるお姉さん感があって「これがラスボス…」って感じで盛り上がらなかったです。
ここでは負の感情が増幅され、怒りや嫉妬がむき出しになっていてかなりしっくりきましたね!
聖域編 アンジェリークルート感想
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出典:悠久のカンパネラ
ジュリエットの双子の姉で刀の扱いは超一流の剣豪。声優は藤咲ウサさん。
ママ味あふれる態度でクランのみんなを癒すおっとり侍さん。自分はママ味とかよく分からないのでツボに来なかったです…
彼女は物事を達観している感じがあり、反応もなんだが薄いので最初は好きではなかった。けれど、個別ルートでその謎が判明したので納得。その後は普通に見れるようになりましたね。
個別ルートは聖域編の2週目でほぼスキップで終わります。悠久の聖鐘とガチバトルしたりアンジェの秘密が知れた物語。
こちらも最後は切ない感じで終わるので、人によっては泣いてしまうかもしれませんね。
姫伝編クロエ、カエデルート感想
![](https://kazukichi-diary.com/wp-content/uploads/2021/08/KORO-min.png)
出典:悠久のカンパネラ
2週目から解放される姫伝編はクロエとカエデを攻略出来ます。不浄編と聖域編をすべて終わらせてから読んだんですが、本編に比べシリアスな部分が無く明るくて二人の魅力がふんだんに詰まった楽しいお話でした!
クロエ役の声優は二ツ森双葉さん、カエデ役の声優は御子神猫さん。
この話を読んで自分はクロエが一番好きになりました。メインヒロインは結構下ネタばっか言うので、品がないと感じてかなりマイナスなイメージ。
クレリアはお姫様なのでちゃんと品があるんですが、いじられて慌てふためくクロエが可愛いなと思っちゃいましたw
「ですわ」という口調もポイント高いです。カエデも結構気に入ってるので多分相乗効果でどんどん好きになっています。
これを読んでいるあなたも是非!クロエ姫の魅力に引き込まれて欲しいです!
シャルルルート感想
![](https://kazukichi-diary.com/wp-content/uploads/2021/08/SYARU-min.png)
出典:悠久のカンパネラ
シャルルルートといいつつ実質バッドエンドです。テキスト量も15~20分ぐらいで読めちゃいます。
シャルルの声優は遥そらさん。優しくて落ち着いたお姉さんのような声で素敵でした。
話の内容はシャルル本人に化けた夢幻の聖鐘がチェスターたちの心をエールで支配し、世界を破滅に導いていきます。
混沌に包まれた世界。英雄は魔王に。ミネットとミリアムが戦いに挑むが…
まさかの悪堕ち展開!この話をもっと見たかったと思う人は多いはず。このシナリオに力を入れていれば神ゲーでした。残念です…
トゥルー感想
![](https://kazukichi-diary.com/wp-content/uploads/2021/08/TYE-min.png)
出典:悠久のカンパネラ
トゥルーと名乗っていいのか正直悩みますね…
メインヒロイン攻略後エピローグの下にロックが掛かってる話があります。解放条件は全サイドストーリーを見ると現れる「命魂の聖域」を見る事。
「命魂の朱玉」を手に入れたジェリエットがアーティファクトの力を使い、ノーマルエンドを迎えたチェスターとヒロインたちを幸せにする力技な話です。
ジュリエットのセリフから「ま〇か・マ〇カ」を連想しました。やってることはそれに近いです。
幸せなお話を用意してありがとう!と思う人はいるのでしょうか?自分は感動しませんでしたね。
これをやるならシャルルに支配された時間軸で、シャルルも救ってハーレムエンドでみんな幸せなエンディングのほうが個人的には納得出来たかな。
Hシーンについて
Hシーンは各ヒロインルートに突入すると見ることができます。初回が来るのはけっこう早くルートに入った最初の章(不浄編、聖域編)で発生します。
サブヒロインとシャルルは2週目からみることができるのでこちらもご期待ください。
基本的にほぼ全裸Hで特殊なプレイはありません。フェラやパイズリはあります。肌色多めのCGが好きな人には堪らない絵柄です。
- メインヒロインが3シーン
- サブヒロインが2シーン
- シャルルが1シーン
総評
![](https://kazukichi-diary.com/wp-content/uploads/2021/08/KAE-min.png)
出典:悠久のカンパネラ
今回シナリオに期待していたんですが、波が激しいです。不浄編と聖域編は1周目なら面白いですが、2週目は少し展開を改変しただけの内容なので新鮮さが無かったです。
シリーズ10周年記念と言ってるし、設定やシナリオにも力を入れているみたいなので期待して新品購入したけどそんなに心に響かなったです。
自分は前作をやっていたので、ミネットやミリアムの活躍が見れたのはすごく良かったです。二人とも大人びて可愛くなってる!
アルトワーズさんも結構出番があっていいでしたね。声がホント好き。業界の宝だと思います!
- キャラが可愛い
- サブキャラにもHシーンがある
- 声優さんが豪華
- 冒険が楽しめるシナリオ
やはり美少女ゲームはキャラが大事。ここで外したら購買意欲は下がりますからね。こ~ちゃさんが書くキャラクター最高でした!クレリア、ジュリエット、クロエ、カエデは見た目がすごく好きです!
そんなクロエやカエデにもHシーンがあるのは驚いた。姫伝編やる前は「FDでこの二人のシナリオを読みてぇー!」ってなってたけどちゃんと用意されててホッとしましたw
- 下ネタ、ギャグが多い
- 不浄編、聖域編の2週目が退屈
- トゥルーの仕組み
- 熱い男キャラがいない
ほとんどシナリオの愚痴ですね…
どうしてもシリアスな場面やテンションが落ち込むタイミングで、下ネタトークで無理に明るくしようとするのが気になってしまう。回数が少なかったりジュリエットだけが言えばまだしょうがないと思えるけどコレットもそういう役どころだったので余計つらかった。
トゥルーの内容自体は良かったけど、持ってくまでが雑かなー。ヒロインが幸せならいいんだよ!って人なら問題ないかと。
ふと思ったのが男キャラがいない事!冒険物といえば暑苦しい男キャラが定番ですが作品には出てきませんでした。地味にいて欲しかった…
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。プレイ前の人は参考になっていただければ幸いです。
軽い気持ちで遊ぶならいいゲームでした。ただ、新品価格で購入するには痛い出費だったかと思いますね。なんだかんだでういんどみるOasisは好きなのでこれからも応援はしていきますよ!
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