【エロゲ感想】ハミダシクリエイティブ【まどそふと】

エロゲ感想
出典:ハミダシクリエイティブより

どうも、かずきちです!

今回はハミクリこと「ハミダシクリエイティブ」をクリアしたので、ゲームの感想を書いていこうと思います。

メーカーのまどそふと自体は昔から知っていたけど、絵柄が好みじゃなかったので今までプレイしてきませんでした。

ハミクリのキャラデザは同メーカーのワガママハイスペックと同じ絵師さんで、今作はキャラも可愛いし作品人気も高いためFANZAにて購入。

キャラもエロも良かったので、ファンディスクもプレイしたくなるぐらいには好印象な内容でしたw

それでは作品の事や、ゲームの感想について触れていきたいと思います!

ハミダシクリエイティブとは

出典:ハミダシクリエイティブより

まどそふとが2020年9月に発売した学園に来ない女子と見過ごしがちな青春を探す学園恋愛ADV

  • シナリオ:甲木順之助
  • 原画:宇都宮つみれ(@utsumire
  • SD原画:茜屋(@akaneya

諸事情あって学園に来れない(行きたくない)ヒロイン達と、生徒会を通じて恋愛していくのが大まかな流れ。

ヒロインたちは声優、イラストレーター、作家、Vtuberとして高い人気がありタイトル通りハイスペックとなってる。

逆に主人公は凡人で元引きこもり。全校生徒の中から生徒会長を決めるくじ引きに当たってしまう不幸を持つ反面、ハイスペックなヒロイン達と親密になれる運がある所が面白い。

2022年にファンディスクが発売し、2023年にアニメ化の為にクラウドファンディングを実施したところ目標金額の10倍の金額が集まる結果に。熱狂的なファンが多い証拠ですね!(『ハミダシクリエイティブ』アニメ化プロジェクト

プレイ時間について

総プレイ時間は29時間。共通12時間、各ヒロイン平均4~5時間のペースで読み進めました。

選択肢にヒロインの名前があるのが多く、それぞれのヒロインルートに入るのは割と簡単。

Hシーンについて

全部で21シーン。本編クリア後にシーン鑑賞に1つ追加されるのも込み。

妹の妃愛がおまけ込みで6シーン。他ヒロインは5シーン。

共通したシチュエーションはフェラとパイズリで、純愛ゲームらしいHシーンばかりでした。

イラストが気に入れば長く使えるシーンばかりだが、おまけのHは短い会話シーンを挟むのがわずらわしいのが残念なところ。

この次はネタバレありの感想を書いていきますので、見るとやる気が薄れる方はこれ以上進まないようにしてください!

シナリオ感想

序盤は妹以外のヒロインとは面識のない主人公が、くじで生徒会長に選ばれてしまい不登校のヒロイン3人を生徒会に勧誘するのがRPGみたいな始まり方だと感じた。

勧誘時の華乃と詩桜の印象が最悪で、最後まで続けられる不安でしたね…

けれど華乃は生徒会の業務にも真剣に取り組み仲間思いなところがみえたり、詩桜は部外者の立場だけどなんだかんだ生徒会をちゃんと手伝ってくれる。

ちなみに詩桜ルートでは、主人公が生徒会長に選ばれた種明かしがあるので読みごたえもあるし、好感度は爆上がりする結果になりましたw

初回の他学校が集まるシンポジウム、夏休みのボランティア合宿、ヒロインルートに共通する文化祭など学生らしく青春してるのはキャラゲーらしくて良かった!

錦あすみルート感想

出典:ハミダシクリエイティブより

雪景シキというVtuberをしてる主人公の後輩で肉まんが大好き。声優は紬雪乃さん。

最初に出会った華乃の印象が悪かったのに対し、あすみは慈愛の塊でまるで”天使”のような存在だった!

最初に攻略する気は無かったけど、愛らしい笑顔と主人公に対しての優しさに心を奪われてしまった…

男性恐怖症のあすみだけど、自分がVtuberをしてる事を知らない主人公がシキの大ファンである事を知り、主人公からシキの歌を褒められたことで気になる存在になり、生徒会を通じて異性としても意識するようになる。

そんなあすみがなぜ引きこもりの不登校になってしまったのか。

最初に通っていた音楽学園で喉を傷め声がうまく出せなくなってしまったり、転校後は音楽の授業で音を外し男子にからかわれてしまい男性恐怖症になってしまったのが原因。

小さな頃から色々な失敗を経験してきたけど、それでも音楽に関わる事を前向きに取り組んできたあすみは本当に歌う事や作曲作りが好きなんだと感じました。

文化祭とVインパクトのステージで、自分が引きこもりであった事を打ち明けつつ、同じ境遇の人に向け”外の世界は怖くない”、”素敵な出会いが待っている!”というメッセージが見る人に勇気や希望を与えてくれるような素敵なお話でした!

和泉妃愛ルート感想

出典:ハミダシクリエイティブより

超売れっ子の人気声優で主人公の実妹ヒロイン。声優は柳ひとみさん。

声優業で忙しいのに家事全般をこなし、主人公がソシャゲに課金をねだられても躊躇することなくあげてしまうぐらいに兄のお世話が大好き。(ここだけ見ると主人公マジクズ野郎w)

不登校が作品のテーマだが、妃愛はネガティブな理由でなく単に仕事が忙しく登校が出来ないだけ。

勉強も出来て生徒会のムードメーカー的存在で空気も読めるし、周りからも慕われており非の打ちどころがないくらいの完璧超人。

妃愛ルートでは、彼女が持つSNSの裏垢で兄の事を男性として意識してる投稿が世に出てしまい炎上する騒ぎに。

それがきっかけで主人公に本当の気持ちが知られてしまうも、兄である主人公も妹であるひよりを意識し、ついには家族の壁を越え恋人になっていく。

近親相姦だがそこまで暗い話でもなく、甘々イチャイチャな内容だったのは個人的には残念でした。

そこを起点に話が広がってくことは無く、周りには結婚を機に発表するぐらいの意識でパンチが足りない。

ただ、幼い頃に主人公にひどい発言をしたり、両親を亡くした時の彼の存在の大きさなど、ひよりの本心が聴けたときはウルっときてしまいましたね。

常盤華乃ルート感想

出典:ハミダシクリエイティブより

人気イラストレーターで主人公の推し絵師。声優は秋野花さん。

主人公を”あんた”呼ばわりしたり当たりがきついときがあるけど、根は優しくてたこ焼き大好きな女の子。

話のほとんどがエロネタに特化してるぐらいHが大好き。ルート開始30分くらいでHシーンに突入するとは思わなかった(他ヒロインは1.5時間ぐらい)

よくある文章だけのH描写が多く、ヒロインの中で一番主人公とHしてるw

過去のトラウマから、外見にも内面にもコンプレックスを持ってるせいで引きこもり体質になってしまう。

こちら視点では超絶美少女なのでなんでそこまで外見に自信が無いのかが理解できない。

イラストも可愛くて本人も可愛いならファンなら二度美味しくて悶絶ものかと。

陽キャが苦手でむしろ嫌悪してるぐらいの気持ちがあったけど、同じ生徒会のギャルの天梨がサークルの手伝いをしてくれたり、クラスの文化祭のメイド喫茶で陽キャ女子たちの輪に入った事で陽キャを受け入れる変化があったのはいいことだ。

鎌倉詩桜ルート感想

出典:ハミダシクリエイティブより

プロの作家で主人公が引っ掻き回される事になった諸悪の根源。声優は浜辺実雨さん。

常に日常に退屈していて、面白い事を見つけたら即行動という自由奔放な性格の持ち主。

生徒会長になったのも学生のトップに立つことで、何か面白いことが発見できるからといった思考からだったが、生徒会役員が平凡過ぎて次々と解任させ一人ですべての業務を行うハイスペックおばけ。

黒髪ロングでクールな見た目は大和撫子のようだが、主人公との初対面で彼を組み伏せ高圧的な態度は印象最悪だった。

主人公の事も、平凡な人間でくじ引きで会長に選ばれてしまう運の悪い奴という評価だったけど、四国旅行で助けてくれたおばあさんのカフェを手伝う事をきっかけに、主人公を見る目が変わりこれをきっかけに惹かれるようになる。

お礼と旅行を兼ねて二人きりで四国に行く行動力はさすがだと思いますね。詩桜先輩らしい発想だとここまでプレイして感じる場面でした。

交際後はイチャラブな二人を楽しめるかと思いきや、主人公が交通事故に遭いまさかの展開に。

病院でひよりのまじ泣きが心に痛む。助からなかったらひよりは再び事故で家族を失うとこだったのでホット一息。

この事故で責任を感じた詩桜は主人公のかわりに生徒会を仕切る事に。

文化祭は成功に終わったけど他ヒロインと比べあっさりとした終わり方は不完全燃焼気味でした。

主人公は退院後も自宅で療養しないといけないので、おおきなイベントもなくあっけなかったですね…

詩桜ルートで明かされるが、実は主人公がくじで生徒会長に選ばれたのは、主人公と妃愛の従姉であり担任の里さんが仕組んだものだった。

生徒会長になったのは運が悪いと思ってたので正直この展開にワクワク。

仕込みの裏側に詩桜も関わっていて、その時に里さん聞いた彼の人となりを聞いて激しく嫌悪。

引きこもりの過去があり、妹の金でガチャを引いてるなんて聞かされたら普通はドン引きだよね…

前評判は悪かったけど、生徒会を通じて主人公に対して見方が良くなり、詩桜の目指す大学を目指すと高い目標をかかげ彼の覚悟を知り、来期も生徒会長で忙しい主人公の為に留年し同級生として支えていくのが彼女らしい選択だと思いました。

サブキャラについて

ヒロインはハイスペック揃いだが、サブキャラ達も負けていない。そこが今作の魅力の一つでもある。

出典:ハミダシクリエイティブより

主人公と同じクラスの竜閑天梨は読者モデルをしてる陽キャのギャルだけど、天然な性格に癒されるし生徒会メンバーとして頼れる存在。声優が歩サラさんなとこも萌えポイント。

ファンディスクでは正式にヒロイン化が決定してるのでプレイするのが楽しみ!

出典:ハミダシクリエイティブより

和泉里は生徒会の顧問もしてるので出番も多い。過去に読者モデルをしギャル語を話すのですごい親しみやすいお姉さんポジションを確立したかと。

声優のあじ秋刀魚さんのギャル口調も新鮮味と可愛さがあってかなりお気に入り。

出典:ハミダシクリエイティブより

主人公のクラスメイトの新川広夢は、最初は男の娘だと期待したが結局は勘違いで終わる形に。

なんか主人公に対する接し方が男友達の感覚じゃなかったから、ワンチャンあるかと思いきや普通のクラスメイトで終わっちゃいましたねw

男にしておくには惜しいキャラだったぜ…

出典:ハミダシクリエイティブより

最後はお嬢様校の生徒会長の聖莉々子について。お嬢様×ツインテ×高飛車はドストライクゾーンなので攻略出来ない事に本気で残念。この属性はもう古いのかなぁ?

生徒会メンバーで九州にボランティア合宿した際に、彼女も現地におり里帰りみたいな雰囲気を出してたけど特に深堀も無かったし、ファンディスクで活躍の場が見れる事に期待。

総評

キャラ良し!エロ良し!シナリオ普通!が自分の評価。

主人公が陰キャでたまにどもったり、モノローグで性的な事に頭がいっぱいになる場面も多く好き嫌い分かれそう。

彼は何もない日は自分の部屋でアプリの戦デレをひたすらプレイする生活が続いてたけど、恋人が出来たことによってあれだけ夢中だったゲームをやらなくなるぐらいヒロインに夢中になるのが一皮剥けた感があって自分は好きでしたね!

キャラゲーが好きな人には間違いなく刺さる作品だと思う反面、自分みたいなシナリオ重視のプレイヤーにはちょっと物足りないかな~

興味が出てきたらお財布と相談して購入してみてください!

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