「きまぐれテンプテーション2 ゆうやみ廻奇譚」クリアしました!
前作はプレイ済みだったので発売されるのが分かった時は、またアンネに会えると思うと楽しみで仕方なかったです!
イラストが可愛くて濃厚なHシーンに声優が歩サラさんなのでクオリティが半端ない!
今回は色んなコスチュームに着替えさせることが出来ますが、自分は沈静化させる能力の衣装が露出は少ないけどオシャレで可愛いと思っています。
同ブランドの作品と世界観が一緒の為、過去作をどこまでプレイしてるかで楽しみ方が人それぞれ変わる内容となっているので最低でも前作のきまテンはプレイした方がいいかと感じました。
それではこの作品の内容とゲームの感想など書いていこうと思います!
おすすめ度
きまぐれテンプテーション2 ゆうやみ廻奇譚とは
2024年11月30日にシルキーズプラスWASABIが発売した美少女悪魔と事件調査ADV
- シナリオ:かずきふみ(@ka_fumifumi)
- 原画:きみしま青(@kimishima_ao)
ストーリー
バルブ崩壊により開発途中で放棄された分譲跡地を舞台に、悠久とアンネが怪異絡みの事件の調査と解決をしていく物語。
今作は裏世界を行き来出来る関係で活動エリアが広く、前作のキャラのサポートを受けつつ、新しい登場人物の活躍も楽しむことが出来ます。
プレイ時間
総プレイ時間は12時間。
テキスト量は多くないがトゥルーエンドにたどり着けなく10周以上同じエンディングを繰り返したため時間が掛かった。
サクサク進めたら5時間ぐらいで終わる内容かと思います。
エンディングは3種類でトゥルー、ノーマル、バッドとなっています。
トゥルー条件
かなり悩まされたので自分のように攻略に行き詰った方は参考までに。自力攻略したい方は申し訳ないですがスキップしてください!
- 残留思念の全回収
- 血濡れの花嫁に”殺すべき村人”と認識されない
残留思念はアンネの探知をヒントに沈静化と活性化で変化させ「見る・調べる」で見つけてください。
悠久のトラウマを最後まで見れば瘴気に最大まで犯されてる状態になる為、村人判定では無くなります。
あと花嫁を攻撃するかしないかの選択肢は基本下を選べば問題ないです。
ちなみに陰陽師の遺書が無くてもエンディングに影響は無いが、最後のキルトが電話するシーンでセリフが変化します。
Hシーンについて
H度
全部で6シーン(E-mote無)。
アンネに設定してる服装や、バイブとローターのアイテムを所持してるなどで発生条件が変わってきます。
パイズリ、授乳手コキ、足コキなど様々なプレイが楽しめました。
拠点パートやクリア後のおまけで解放されるアンネの部屋ではおさわりモード(E-mote有)でアンネとエッチな事が出来ます。
コマンドは挿入、手、口、ローター、バイブのみ。手と口は手動操作なので忙しくアンネも喘いでるだけで正直いまいち。イク時はちゃんとリアクションするのでそこだけは良かった。
体位が正常位しかないのでバックや騎乗位など他の体位もあって欲しかったと思います。
ここからはシナリオの感想をネタバレありで書いていくので未プレイの人は進まないようにしてください!
感想
前作同様悠久&アンネのタッグが中心になってシナリオが進んでいくが、いくつもの修羅場をくぐり新しい能力に目覚めた二人は陰陽師とそのパートナーとして頼もしく見えました。
真っ赤に染まった裏世界や異形となった人間など視覚的なホラーはあったけど、悠久たちが場慣れしてて落ち着いてたのでそこまで怖くは無かったな。
今回の騒動となったでいだら様発生の裏には陰陽寮が関わっていて、組織の闇の深さやその為に無関係の人間を何百人も犠牲にしてる背景には人間の業がなす罪深さを感じさせます。
双子の姉妹、美代と千代にその飼い猫でネコマタのコハルのエピローグは涙無くしては語れない。
二人が亡くなった原因を作り30年間罪の意識を抱えてせめて美代だけは安らかに逝かせてあげたいと苦悩してたコハル。悠久たちの活躍で双子は再開し、そんなコハルに対して「ありがとう」と憎むでもなく感謝の気持ちを浴びせられたコハルの心情を考えると涙が止まりませんでした…
あと探索パートは操作自体はシンプルだけどマルチエンディングの作りになってるのでせめてヒントぐらいは出して欲しいと思う。
ネットを漁るとすぐにトゥルーエンドを見れた人が居たようだけど、分岐の条件が分からずかなり周回させられたので途中で嫌になってしまった。
幸いなのは話が短く選択肢までスキップが合ったのは時短に繋がったので根気との勝負でしたが。
過去作とのつながり
きまテンの2作品目なので前作をプレイ済みなら呪いのマンション事件で生き残ったみりあ、花音、昌が表世界で悠久達の調査の手伝いをしてる姿は感慨深いと思えるはず。
儀式の生贄にされて死んでしまった3人だけど幽霊になって新たな目標ややりがいを見つけて第二の人生を歩んでいるし、最後のアンネ含めた女子会のノリのドラマもほっこりとさせられました。
同ブランドの作品、なないろリンカネーションとあけいろ怪奇譚と世界観が同じなこともあり主要人物や当時起こった事件など断片的に登場するため、未プレイの人は置いてけぼりをくらいそうなイメージでした。
自分はシリーズすべてプレイ済みなので各キャラクターや出来事を思い出しながら楽しみことが出来たので今作はそういったファンときまテンしかプレイしてない人、きまテン2から触った人でかなり作品に対する温度感が変わってきそうな印象。
葉子は悠久は単独の方が力を発揮するし、瘴気の耐性が高く陰陽師として一人前なのを認めてるからこそ過酷な任務を任せているのが分かり、信頼関係が成立してて天邪鬼な性格の葉子らしいなぁと感じました。
事件解決後にキルト(Cv.風音)とベルベット(Cv.風音)が電話で会話するのが声優ネタなのかと思うほど面白くてずっとニヤニヤしてましたw
こんな風にファンサービスが濃いところも自分の中で評価が高くなる要因となっていきました!
終わりに
短いシナリオの中で、悠久たちだけでなく色んなキャラクターが活躍したのはバランス配分が考えられてすごかったです。
様々なコスチュームのアンネが見られたし、二人のイチャラブや契約によって深い絆で結ばれているのもほっこりとさせられますね。
陰陽寮の闇についてはいずれ語られる時が来るのだろうか?きまテン3もいいけど、フルプラで同じ世界観の作品でもっとガッツリとしたシナリオを見たいと期待してしまう内容でした!
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