エロゲ感想

【エロゲ感想】きまぐれテンプテーション 悪魔ヒロインと陰陽師の濃厚イチャラブゲー(ホラー要素有)

サキュバスっていいですよね。大胆に肌を露出して、こっちを誘惑しエロエロな事をさせてくれたりして堪りません!

まぁ、最終的には精気や魂を持ってかれて殺されるのがオチなので現実にいたら勘弁ですが...

きまぐれテンプテーション」は、そんなサキュバスなヒロイン「アンネリーゼ」と陰陽師である主人公が、とあるマンションで発生した集団殺人の謎を解明しつつ、アンネのHな誘惑に耐えたり負けたりするゲームです。

アンネを筆頭に登場するキャラがみんな可愛い!そして全員訳ありなので、プレイ前とプレイ後で印象が変わるので是非とも心の中で好きなキャラランキングを作って、順位の変動を楽しむこともおすすめします。

このゲームは「E-mote」を搭載しているのでアンネがセリフに合わせて動いてくれますよ!パッチを適用すればなんとHシーンでも動いてくれます!

それでは、このゲームの紹介とクリア後の感想を書いていこうと思います。

きまぐれテンプテーションとは

シルキーズプラスWASABIから2019年に発売された、サキュバスヒロインと一緒にマンションの呪いの謎について調べていくゲーム。シナリオはかずきふみさん、原画家はきみしま青さんです。

ストーリーは、とあるマンションで4人の住人が死亡する事件が起こる。マンションは呪いを受け普通の人は近寄るだけで気分が悪くなってしまう。

警察の手に余る案件の為、その手の事件を担当する陰陽寮から若い陰陽師の主人公「巽 悠久」がこの事件を担当することになる。

そしてイギリスから海を渡ってきた悪魔「アンネリーゼ」の協力の元、二人はこの呪われたマンションで生活をしながら謎を解明していくこととなります。

このゲームは捜査パートがあり、部屋の中を調べたり死亡した住人と会話して事件の真相を調べていきます。謎解きはそこまで難しく無く部屋の中は何回も調べられるし、キャラクターとの会話も何回も出来ます。

ただ、後半は少しシビアになるのでキャラクターとの会話によってエンディングの内容が変わったりするので注意が必要です。

このゲームはこんな人におすすめ!
  • アンネリーゼが好き!アンネで抜きたい!
  • ホラーなストーリーが好き!
  • シルプラのファン

このゲームは攻略ヒロインがアンネしかいません。アンネは肌の露出が多く胸も大きいのですごく魅力的。顔も可愛いくてピンクの髪色もとても素敵。そんな彼女が気に入ればやって損はないです。

Hシーンは8シーン パイズリにフェラなどスタンダードなプレイですが、アンネのドスケベボディを見てるだけで抜けます。声優は歩サラさんなので癒しといやらしい声の両立が素晴らしかったです!

原画家は可愛いキャラのイラストを多く描いている、きみしま青さんですがシナリオはホラーなので不気味な表現や演出もあるので、苦手な人には正直おすすめ出来ません。

自分はアンネが好きだから購入しましたが同時にきみしま青さんのファンでもあるので、買わない理由がありませんでしたね。

実はこのゲームの世界観は、シルプラから発売されている「なないろリンカネーション」と「あけいろ怪奇譚」と同じで、それぞれの作品の登場キャラが一部出てくるのでファンには嬉しいですね!

クリアするまでに掛かった総プレイ時間は7時間30分でした。1周するのはそこまで時間が掛からないですが、エンデイングが6つあるので全部見るとこれぐらい掛かります。

E-moteを搭載 ぬるぬる動く立ち絵が見れる

このゲームは「E-mote」を搭載しているので機能をonにしていると、アンネの立ち絵が動きます。目がぱちぱちしたり、セリフに合わせて口が動き表情が変わるので躍動感があってすごくいいです。

ただ、他のヒロインは立ち絵が無いので唯一立ち絵のあるアンネしか有効ではないです。

また、DLCのパッチをダウンロードし、ゲームに適用するとHシーンにもE-moteが対応されるようになりHCGもぬるぬると動き、Hな気持ちが高まります!

ゲームをプレイするときは是非こちらのパッチを適用する事をおすすめします!

ここからはこのゲームの感想をネタバレありで書いていこうと思います。ネタバレを見るとゲームをする気が薄れるという方はこれ以上は進まないようにしてください。

シナリオ感想

出典:きまぐれテンプテーション

ストーリー紹介にもあるように、このゲームはマンションで起きた住人の死亡事件について調査するゲームです。

アンネの可愛さやパッケージのピンクな雰囲気から想像できないほど、事件の真相は衝撃的な内容でした。

住人たちはどうして天使になったのか、消えた大家の真相やアンネに対する違和感など色々な疑問が発生しますがそれぞれちゃんと解明されていくので、事件の謎やモヤモヤした気持ちが残らないのはよかったと思う。

最後のアンネとの別れのシーンで、再開の約束をするけどどうやってオチを付けるのかが気になりました。

イベントCG1枚でそれを表現していますが、悠久の左腕を見て納得。彼の覚悟が見せてくれた漢らしい最後に感動です!

アンネについて

出典:きまぐれテンプテーション

見た目は角や尻尾を生やして特徴的な翼から悪魔であることを想像させられます。性格は明るくて一緒にいても飽きないタイプ。かなりHでぐいぐい悠久に迫ってくるのが堪らない。声優は歩サラさん。

彼女の正体はマンションの住人が生み出した本当の「天使」です。そのためそれぞれの住人の個性が現れていて、一人称も変わってきます。

ただ可愛いだけのドスケベ悪魔ちゃんというわけでなく、物語りの一番深いポジションにいたことが最後の方で判明します。

悠久とイチャコラしたりサポートで支えたりと、とてもそんな風には見えなかったので意外性があって面白い設定でした!特に本当の悪魔になったCGはラスボス感があり威圧的な絵柄できみしま青さんってこんな絵も描けるんだなーって感心するほどの出来でしたね。

立ち絵の服装のバリエーションが多くて女の子らしさが出ていてすごく良かったと思う。清楚な服装やメガネでおしゃれな服装などがありましたね。

お気に入りの服装は黒を基調とした服装でダークなファッションが一番好きですね。チェック柄のスカートがすごく可愛い!

歩サラさんのラジオ聴いているせいか、アンネのツッコミ台詞を聞くと「本人じゃんw」って思う事があり結構困惑しましたね。後半はシリアスな場面が増えアンネの声で定着したけど、自分と同じ風に感じてる人はどれくらいいるのかちょっとだけ気になります。

天使たちについて

マンションには4人の住人で天使となったキャラクターがいます。彼女たちは立ち絵が無くイベントCGのみで表現されています。残念ながらHシーンもありません。

それぞれのキャラについてささっと感想を書いていきます。

サリィ

出典:きまぐれテンプテーション

長い金髪にシスター風の衣装を着ているお姉さん。声優は鈴谷まやさん。

彼女とマンションの大家(マザー)が今回の事件を起こした張本人で、サリィは根っからの悪役でした。生前はロゥジィを虐待するなど弱い者をいたぶるのが好きなサディスト。

最初に見た時の印象はメッチャ好みのタイプだったので、フルプライスで全員攻略出来るゲームだったら最初に攻略していましたね。

それだけにシナリオを進めていく内に彼女の事を知り、悪霊モードになった時の不気味さにショックを受けましたね...

ロゥジィ

出典:きまぐれテンプテーション

アンネの次に肌の露出が多くてスレンダーな女の子。声優はくすはらゆいさん。

彼女はこの事件の被害者で前述のとおり、生前はサリィに虐待されているとても可哀そうな女の子です。彼女がこのマンションに来たのは実家ではだらだらと過ごし、親の言う事を聞かないのでマンションで一人暮らしをすることになったから。

けれど、それが悲劇の始まり。大家とサリィがなんとか更生させようとするも反発し、サリィからは暴力なども受けるようになり日に日に衰弱し、最後はパープルメス(覚醒剤)を打たれ廃人になります。

くすはらさんの声なので期待していたのですが、自堕落な役であまりはきはきと喋らないのでキャラ自体にそこまで魅力を感じませんでした。

ただ、悪霊モードになった時の演技では、悲鳴や苦しみなどがすごく伝わってきてさすがだなと思いました。

クーリィ

出典:きまぐれテンプテーション

天使とは程遠いイメージの服装とうすら笑いが印象的な女の子。声優はあじ秋刀魚さん。

彼女も親と色々あり激安のマンションに住むことになった一人。部屋の中では大麻を栽培して、ヤの付く人とパープルメスを交換していた。ある日大家にバレてしまい黙っているかわりに、売買の管理を奪われてしまい最後は儀式の時に殺されてしまう。

彼女は最初好きでは無かったですが、後半の自我を取り戻して性格や生い立ちを聞いてから好感度が上がりました。一番よかったのは声優の秋刀魚師匠の演技。正直あじ秋刀魚さんのやるキャラは今まで好きになることはなかったですが今回は違った!

クーリィの不良で悪っぽい口調や、のらりくらりとした性格が合っていてすごく好きになったキャラ。アンネの次に好きですね!

ハーヴィ

出典:きまぐれテンプテーション

気弱な性格でメガネと帽子が印象的な女の子。声優は手塚りょうこさん。

彼女は性格的に強いものには逆らえず、穏便に過ごすようにし自分が傷つかないように立ち回ってしまう。大家やサリィの言う事を聞く真面目でいい子だったので、今回の事件の一旦を担う事に...

地味でオタクでイラストレーターなとこは色々と共感が持てて好きだったなー。彼女が悠久たちに協力的だったからこそ今回の事件を解決する事が出来たので、事件後は一番の功労者。来世では幸せになって欲しい!

総評

キャラもシナリオもよくて、ミドルプライス作品にしてはいい感じにまとまった作品でした!ホラーなゲームが苦手な人にはおすすめできないけれど、アンネがすごく可愛いしシナリオのテンポもいいので興味があれば是非やってみて欲しいと思った。

エンディングが全部で6つあるけど半分ぐらいに絞ってくれてもよかったと思う。内訳はTureとノーマル4つバッド2つで、細かく分かれてるけどそこまで大きな差があるわけではないので周回が少し面倒。

ただ、このゲームの優秀なところはCG、Hシーン、BGM、捜査手帳(ゲーム内メモ)を全開放出来るので、アンネのエロが見たい!と思えば使っていいし、CGや手帳がコンプ出来ない!と思えば解放ボタンで一発解決なので楽でしたね。

自分も全エンディングを見終わった時にCGと捜査手帳が埋まらなかったので、この機能のお世話になりましたw

そしてやはり評価するべきはE-mote機能。他のゲームで実装されているのをみているのですっかり虜になっています。立ち絵も動くしHシーンも動いて最高でした!

ただ、残念な事に自分のPCは古いので立ち絵は問題なかったけど、Hシーンではゲームがフリーズするのでこの機能をOFFにすることに。新しいPCを買った時はインストールしてHシーンを楽しみたいと思います!

きまテン感想 まとめ

きまテンをプレイしたことでシルプラ作品の攻略したゲームは4つになります。過去にあけいろ。アペイリア、バタフラをやっていますがどれもシナリオやキャラクターが魅力的で良作でしたね!

前作のあけいろやきまテンに共通するななリンをやっていないので、いつかやりたいと思っています!

こういったシリーズのつながりを感じさせるゲームは好きなので、ファンには嬉しい内容でしたね。もちろん初めてシルプラ作品をプレイする人も楽しめるし、実用的なシーンも多いので是非プレイして頂きたいですね!

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