こんにちわ!シスター大好きなかずきちです!
FANZAで購入した「サルテ」をクリアしましたー。普段は黒ゲーは買わないのですが、体験版を遊んでみたらシナリオに引き込まれて続きが気になり買っちゃいました!
ゲームの主人公のサルテは実は死んでしまっており、生と死の狭間の世界で謎の仮面の人物クルーンに出会います。
クルーンについて謎だらけですが、なんとサルテを生き返らせることが可能だそうです。
しかしその為には条件があり、その内容はなぜサルテが死んだのかを思い出す事。
一部の記憶を奪われたサルテは、生き返る為にクルーンの要求に従い、自分の身に何があったのか追体験していく流れになっていきます。
ここからは、ゲームについてのネタバレなしとネタバレありの感想を書いていこうと思います!
サルテとは
スミレのサブブランド「Soiree」の処女作。シナリオはななみななさんとおるごぅるさん、原画家は荒巻越前さん。
ゲームの内容はグロテスクなシーンもあったり、エロも凌辱しかないので耐性の無い人にはおすすめ出来ません。
クリアまでに掛かった時間は5時間です。短いシナリオだったけど、その分内容は濃かったので続きが気になりさくさく進んでしまいます。
ゲーム攻略は初見は難しいです。選択肢を選んで行くだけですが間違うとバッドエンド(CGあり)に行きます。確実に正解に進みたければ、バッドエンド選択肢機能をONにすることをおすすめします。
サルテのいいなと思ったポイントは以下の4つです。ネタバレなしで解説しますね。
- キャラクターやCGが漫画調
- サルテの死の真相と序盤の伏線
- 多数の凌辱シーン
- サルテの声優は御苑生メイさん
キャラクターやCGが漫画調
原画家の荒巻越前さんの絵柄は漫画調となっていて、その独特の描き方がゲームにも表れています。合う合わないは個人の主観ですが、自分はCGとか艶があってすごくエロくてよかったですね。
サルテの死の真相と序盤の伏線
このゲームの肝の部分です。サルテがなぜ死んだのかも気になりますが、プロローグでサルテや他のサブキャラが見えない誰かと会話して、4人同時に「殺す、殺せ」など不穏な事を言っています。
序盤から伏線を貼っていて、サルテの死の真相と合わせて気になるポイントです。
多数の凌辱シーン
エロシーンは全部で22シーンあります。全部が凌辱でサルテと親友のマリーが男たちに犯されます。
個別ではサルテが16シーン、マリーが3シーン、二人同時が3シーンです。
実用性は絵については文句なしですが、サルテのセリフがいまいちかな、喘ぐシーンとあまり喘がないシーンがあったり(3:7ぐらい)フェラとかもチュパ音が少なく、「んッ、んッ!」とか、ゴホゴホ言って苦しそうなシーンばかりでエロくは無かったです。
演技が悪いのではなく台本上しかたないので、残念と感じる部分ですね。
サルテは風呂場で騎乗位シーンがよかったです。喘ぎ声が出て本人もノリノリでした。
マリーは基本的にエロセリフ多めで喘ぎ声もちゃんとしてます。シーンは少ないですが実用性は高いです。
ただ、個人的に残念だったのは彼女のシスターとしての魅力を引き出せていないところです!
立ち絵では修道服を着て可愛さが溢れているのに、いざシーンになると全脱ぎなので魅力が激落ち。
初回のシーンは頭巾を被ってますが挿入する時は無くなっているし、サルテと一緒にやられるシーンでは服が破れた格好ですがそそられなかったです。
サルテの声優は御苑生メイさん
サルテの声優は純愛、凌辱、抜きゲーと様々なゲームに出演してる御苑生メイさん。色んな相手と会話するけど、相手に合わせてサルテの口調や態度が変わるので演じ分けが素晴らしかったです。
普段は優しい雰囲気のキャラしか演じているのを知らないので、悲劇的キャラの演技が聞けて良かったです。
この次はゲームについてネタバレありで感想を書いていきます。見るとゲームのやる気が無くなる方は、これ以上進まないようにしてください。
シナリオ感想
このサルテの舞台は、サルテがなぜ死んでしまったのかを本人が追体験しながら真相にたどり着く前半パートと、サルテの出自や本当はこんな裏話があったんだと明かされる後半パートに分かれています。
何かあると思って読んでたけど、サルテの真実が明かされた時はそうくるかぁ~ってなりました。一番盛り上がったのはやはり前半のラストでサルテがどうやって死んだのかが分かった瞬間ですね。
前半は誰がサルテを殺すのかとか、敵兵の言うボスの存在とか推測しながら読み進めていきつつ、エロも盛りだくさんで面白かった。
後半はこんな過去がサルテにあったのかー、と彼女の事を深く知りつつ心の内に隠してある闇の部分が明かされる種明かし的な話です。
「人生は主観的に見ると悲劇だが、客観的に見れば喜劇である。」という言葉が作中で出てきます。
自分の最期を喜劇として舞台で演出し、人生に幕を下ろしたのは悲劇のヒロインで終わらせないための仕掛けと思うと、サルテの行動に感服させられますね。
サルテについて
主人公のサルテは金髪ロングで王女らしく気品があり、敵に捕らえられても誇りを捨てない気高い性格の持ち主。声優は御苑生メイさん。
実は彼女は王女の影武者として孤児院から引き取られた過去があります。王女と瓜二つの容姿を持っていたのはサルテにとって幸か不幸か。
クルーンの思惑を探ったり、宰相のガルニエと駆け引きをしたりとかなり頭がいいのはシナリオ読んでいて気づかされます。
衝撃的だったのはマリーが捕らえられた時に、知り合いの貴族が助けてくれるから一緒に逃げようと提案した場面。
その貴族のことは少なからずサルテは知っていたけど、助けを求めれば一生そいつの言いなりになる運命で、抵抗すれば一緒に逃げる予定の孤児院の子を人質にされ逆らえない状況になると推測し、頭の回転はやいなぁと感心しました。
マリーについて
孤児院で子供たちの面倒を見ているサルテの幼馴染。優しい性格で困ってる人は放っておけないタイプ。声優は瀬名ゆず希さん。
作中では大きな活躍は無く、サルテと一緒に男たちに弄ばれるシスター。
サルテにとってはかけがえのない存在であり、彼女がいたからサルテは頑張ってこれたのである。最終的にどうなったかは明らかになっていないけど、彼女には幸せな未来が待ってる事を願います。
ジャン、ガルニエについて
ジャンは近衛騎士長として、ガルニエは宰相として活躍します。
個人的にガルニエは好きですね。悪役だけど切れ者で知略を巡らす感じがかっこよかったです。
ジャンは特にいう事は無いですね。出番は多いけど大きな活躍は無かった。見せ場は前半のラストぐらい。
クルーンについて
この人について話すと取り返しのつかないネタバレになるので多くは語りません。残念ながら自分から言えることはエロシーンは無いよというぐらいです。ちなみに声優は葵時緒さん。
サルテ 総評
個人的には大満足!ミドルプライスだけどFANZAのセールで安く買えたのでなお良し。シナリオは面白いけど前半部分で燃え尽きてしまう人も多いかもしれない。最後まで楽しめた人が勝ち。
明るい話じゃないし、エロも凌辱シーン、バッドエンドは拷問されて最後は死んでしまうの為、普通のギャルゲーをやってる人には向かないです。
10年前の自分だったら絶対やらないジャンルですね。
作中にもある通り喜劇なので少しメタな部分もありますがサルテは満足しているようなので、これでよかったのだと思います。
終わりに
サルテのプレイ後の感想を読んでいただきありがとうございます。おそらくサルテの続編が出ることは無いでしょうが、Soireeの次回作は出て欲しいですね。ひっそりと期待してますw
余談ですが、原画家の荒巻越前さんの絵をいたく気に入ってしまいました。他にエロゲの原画をしていないので担当するゲームが出れば恐らく購入するかもしれない。
お気に入りの絵師が増えてしまうかずきちでした。それでは~。
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