エロゲ感想

【エロゲ感想】月あかりランチ OZ sings, The last fairy tale.【EX-ONE】

アメリカの有名な児童文学である「オズの魔法使い」をモチーフにしたエロゲ作品「月あかりランチ」をクリアしました~。

オズの魔法使いについては何も知らない状態の為、プレイしながら気になることがあればwikiやYouTubeで調べつつ読み進めていました。

知らなくてもゲームは楽しめるけど元ネタを理解してれば「このヒロインはこのキャラに当てはまる」とか「サブキャラの魔女は東西南北にちなんだ名前になってるのは原作から持ってきてるんだなー」と評価が変わってきたりするので個人的には原作を知っていればより面白くなると思いました。

それでは作品の事や、ゲームの感想について触れていきたいと思います!

おすすめ度3

月あかりランチ OZ sings, The last fairy tale.とは

出典:月あかりランチより
ブランドEX-ONE
発売日2013年05月31日
ジャンルADV
シナリオサイトウケンジ、代瀬涼、深山ユーキ
原画高階@聖人

どんなお話?

一日中夜が続く星影学園で主人公志貴晴彦が、別々の世界からやってきた少女たちが忘れてしまった願いを思い出すよう協力し、最終的に学園を卒業させる事を目的とした恋愛ドラマ。

プレイ時間

総プレイ時間は19時間

最初に攻略出来るのはフユ、夏乃、アブリルのみでアキだけは3人攻略後じゃないとアンロックされない仕様となっている。

出典:月あかりランチより

スタートから攻略したいヒロインを選択するだけでそのヒロインの話が進むので、自力攻略は簡単。

最後にgood or bad endの選択肢が出てくるのでそこはセーブ&ロードで回収しましょう。

Hシーンについて

H度1

全部で26シーン

各ヒロイン本編で3シーン、攻略後にタイトルのBOOKMARKに1シーン解放され、アキ攻略後に残りの1シーンとサブキャラのアズマ、西野、ミナミのHシーンが1つずつ解放される。

プレイ内容は普通の内容で特筆することがないがCGからエロさを感じなかったため実用性はだいぶ低い。

公式などで公開されてるHCGを見て抜ける!と思えるなら期待してもいいかもしれませんね。

ちなみにアキ攻略後に追加されるHシーンは放尿、AF、寝てるヒロインにチンコ突っ込むなどややアブノーマルでしたw

この次はネタバレありの感想を書いていきますので、見るとやる気が薄れる方はこれ以上進まないようにしてください!

シナリオ感想

出典:月あかりランチより

主人公の晴彦が異世界の少女たちの教師となり、彼女たちの願いを叶える手助けをするのは事前に知っていたが、主人公とヒロインたちはなぜ月影学園に連れてこられたのか分かっていないし、学園自体も入れる部屋に制限があるなど謎だらけなので状況確認から始まるのには意表を突かれた。

そんなプロローグが長く続きヒロインルートは選択式ですぐに読めるのは楽だったけど、その分感情移入しずらくヒロインの願い事が話の中心だし、そのヒロインと同じ世界から来た魔女との戦いが描かれるので恋愛物よりかはファンタジー小説を読んでるノリだったな。

アブリル=ポワッソン ルート感想

出典:月あかりランチより

人類と魔物が戦う過酷な世界に住むお姫様。声優は波奈束風景さん。

お姫様なので気品のある喋り方に女性らしいスタイルや綺麗な赤髪に心惹かれてしまいました。

彼女のシナリオのテーマは「勇気」を持つこと。

自国に災厄を招いた魔女である北山に恐れず立ち向かう心や、学園のみんなが過ごしやすいように環境改善を進んで行うのも行動力がいるので、本人は臆病者と自己評価していたがここでの生活でどんどん成長していくのが見てて惚れ惚れする。

主人公と恋仲になったけど謎の存在の理事長の失踪で学園が崩壊し、他の生徒共々主人公に見送られ元の世界に戻るシーンは切ない場面ではあった。

ここでは主人公も彼女を引き留めない勇気を持たないといけないので、ここでさよならとなるのは予想外の展開でしたね。

さらに予想出来なかったのはアブリルを見送ったあと消滅したであろう主人公が、ミナミと思われる人物に意識だけ保護されて助けてもらっていた事。

意識を取り戻した主人公は、すべての物語のハッピーエンドを迎える為に、そして自分自身の願いを叶える為に再び物語を始める締め方をしたのは続きを読みたくさせますね!

水際フユ ルート感想

出典:月あかりランチより

人類同士の戦争が絶えず続いてる世界から来た無感情な少女。声優は浅野ゆずさん。

初登場から無表情で合理的な考えで行動する彼女だが、生まれた時から戦争が起こってる世界で生き残るためには戦うしか選択肢がないのでそういった性格になるのは仕方ないのかな...

ランチタイム以外は平和な学園で同世代と交流したり、先生である主人公と恋愛関係になって少しづつ喜怒哀楽が生まれて女の子らしい反応も見せてくれるようになり可愛さがマシマシ。

そんなフユだけど彼女が扱う銃は殺す事に特化しており、魔女すらも消滅出来る事を西野が感じ、いつ間にやらコピーを複製され最後は本物VS偽物の激しいバトル展開に。

フユの願いは愛を知ること。愛を知った事で心が育ち元の世界で子供たちの先生になるという夢が出来て、最後の別れの時も笑顔でさよなら出来たのは大きな成長でしたね。

そして誰もいなくなった学園でフユと別れた後何をしていたのか明記されない主人公の元に、意味深なアキの声で終わるのは相変わらず謎が残ります。

皇 夏乃 ルート感想

出典:月あかりランチより

機械が人間の生活さえも管理する高度な文明で生きてきた少女。声優は鈴藤ここあさん。

他人から認識されないマントや自衛用のロボットなど様々な機械などを発明する技術力を持ってるけど、その素材はどこから来てるのかは終始謎でした(笑)

勉強大好きな夏乃は自分が知らない事に興味津々で知識の吸収が誰よりもすごかった。

ただ、それが原因で身体に負荷が掛かりすぎて眠りやすくなってしまい、このまま知識を吸収し続けると一生目覚めない事になるというシリアスな展開が待ち受けました。

夏乃は元の世界では他者と触れ合う事が無いよう機械に管理され一人だけの部屋で生活をしていたが、他人を知りたいというのが彼女の願いであり星影学園ではそれが叶う。

だがしかし、知識だけでなく五感で感じるものすべてが刺激が強すぎて夏乃には毒だったのは残酷な内容でした。

このまま目覚めなくとも大好きな人の元に居たい夏乃と、夏乃を元の世界に返し離れてしまっても生きていて欲しいと願う主人公、二人の気持ちはどちらも素敵な事だと思えるし正解の無い問題だと思う。

夏乃を卒業させた後は他ヒロイン同様エピローグを迎えるが、アブリルやフユと比べシリアスな内容だったけど他のヒロインが残っていたり、魔女たちが消えていない状態で卒業する形だったので、攻略順気にしない人は最初に進めるといいのかもしれないですね。

アキ&終章 ルート感想

出典:月あかりランチより

自分の名前と元の世界の事を覚えていない不思議な少女。声優は佐藤しずくさん。

アキを卒業させる話でありつつ物語の終章とも言えるので、謎だったアキの秘密や元の世界での主人公との関係に理事長の存在など色々と明かされていきました。

ここでは学園祭を行うという大きなイベントがあり、ヒロインたちと魔女たちが協力して取り組んでいるのが微笑ましい。

そのまま読み進めると流れるように終章が始まり、OPが流れよく聞くと歌詞が2番目になってるのが鳥肌物でした!

元の世界ではアキと主人公は年の離れた幼なじみで、アキに会う為に急いでいた主人公が交通事故で亡くなってしまい、そんな彼を生き返らせるのがアキの本当の願い事。

死んだ人を生き返らせる願いを叶えたら魔女になり星影学園から出られなくなって晴彦に会えないし、そもそも晴彦のいない世界に絶望して星影学園に来てしまったので戻れない苦悩を抱える事に。

それでも魔女になって晴彦を生き返らせることを決め、西野さんの協力のもと魔力を得つつあったがみんなの説得と、晴彦の夢を語られ人間のまま卒業することを決意し一件落着。

卒業後はみんな星影学園で手に入れた強さでそれぞれの願いを叶え、アキも晴彦の子供を授かりハッピーエンドになったので心温まる内容でした。

晴彦だけは星影学園に残り、残った魔女たちや影になった魔女候補を学園から卒業させる終わり方はやっぱり意外だった。

個人的にはアキと一緒の世界で二人とも幸せになって欲しかったな...

魔女たちについて

出典:月あかりランチより

東西南北にちなみ4人の魔女がいるわけで、その中でも西の魔女である西野さんが全体のムードメーカー&引っ掻き回し役で一番好き。声優の森谷実園さんの声と演技も相まって良かった。

北山さんも見た目とイケメンボイスがかっこよくて男だけど惚れちゃいそうなくらい素敵。

北山さんは過去、亡くなった最愛の人を影として使役する代償に、元居た世界を無限に魔物が沸いてしまう混沌の世界にしてしまう。

けれどその選択に少しながら後悔しているためか、新たに来る魔女候補が間違いを犯さないよう見守っている信念が最後に分かり、先生や生徒たちへの優しさはそこから来てるんだなぁと納得出来た。

アズマさんはクールなタイプで声優の五行なずなさんのクーデレボイスが聞けるのがよき。

終章にてかつて西野さんが卒業させ元の世界に送り返した過去が明かされる。

星影学園から出られない西野さんを想い、元の世界(夏乃の世界)を科学で支配させ破滅させた結果、再び星影学園に舞い戻ってくる。

別れの時に寂しそうな西野さんの表情を見て決心し、戻ってきたときに「世界よりもほっとけない子がいたんだもの。」なんて言われたら惚れてまうだろうーーー!!!

西野×アズマの女の子同士の友情に胸キュンするいいシーンでしたw。

ミナミは優しい性格で主人公もドキドキする大人のお姉さんポジだが同時に学園を作った理事長でもあった。

異次元空間にこんな学園を作り出すぐらいすごい魔力を持ってるけど、世界を破滅させる力を持った魔女を閉じ込める為に創造したと言うがその行動原理はミナミの優しい性格から来ているのが素敵。

終わりに

不思議な空間で教師と生徒が恋をし、忘れていた願い事を叶えるロマンティックな話かと思えば、最終的に卒業が待ってるのでどのエンドも寂しさが残る印象だったな。

フロントウイングが発売したグリザイアの果実のヒロイン達に容姿が似てるから気になってプレイしたけど、ただ見た目が似てるだけで性格はまったく違うのですっきり。(大きな問題になってないし偶然似ただけっぽい)

総評としてはキャラゲーとシナリオゲーの中間ぐらいな評価に落ち着いた作品でした。

OP曲を生天目仁美さんが歌っててメチャクチャかっこいいのでそこだけは強くおすすめ。

是非一度聞いてみて作品にも興味が沸いたらプレイしてもいいかもしれません。

おすすめ度3

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