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【エロゲ感想】虜ノ焔 ~淫欲の炎に満ちた地下闘技場~【Guilty】

虜シリーズの最新作「虜ノ焔 ~淫欲の炎に満ちた地下闘技場~」をクリアしました~。

今作のテーマは格闘技に縁がある少女たちが男たちに身も心も蹂躙されていくというもので、精神面で強かったヒロイン達が次第に性に溺れ染まっていくのはとても良かったと思います。

豪華版だとifエロパッチが付いておまけのHシーンが楽しめるようでしたが、虜ノ麗を未プレイだったのでそちらのifエロパッチが付いてくる同梱版を今回購入しました。

14000円の出費だけど、片方がほぼ半額に近い値段で手に入りお得だと感じたのでいい買い物だったと思いますw

それではこの作品の内容とゲームの感想など書いていこうと思います!

おすすめ度3.5

虜ノ焔 ~淫欲の炎に満ちた地下闘技場~とは

出典:虜ノ焔-~淫欲の炎に満ちた地下闘技場~より
ブランドGuilty
発売日2025年6月27日
ジャンルADV
シナリオ利波創造、長岡なすび、やなぎいろ、森野いづみ、結城、百日紅こあ、金松サヲリ
原画あかつき聖、の歯、ティータ.J、花摘いろは、相川亜利砂

どんなお話?

格闘家の父を持ち自身も格闘家として実力者である綾城涼音は、友達である晶奈と蘭と普通の学園生活を送っていた。そんな涼音たちだが、ある日かつての幼なじみである大裏姉妹が転校してきたことで、裏ブラックアウトという闇に関わっていく事になる。

そこでは表社会で披露できない格闘試合が行われており、大裏美桜理は試合に負けるとペナルティとして対戦相手や観客たちに凌辱されるというひどい事をされていた。

それを知った正義感の強い涼音は、彼女を助ける為代わりに試合に出る事を主催者である生亀と契約するが、これをきっかけに身も心ボロボロになってしまうのだった。

プレイ時間

総プレイ時間は7時間30分

ヒロイン数は5人でメインである涼音以外は1時間程度で読み終わるぐらいのボリュームでした。

Hシーンについて

出典:虜ノ焔-~淫欲の炎に満ちた地下闘技場~より

H度4

回想にて45シーン。ifエロパッチを当てると+5シーン、早期購入特典のパッチでは+6シーンとなり計56シーンとなります。

GuiltyのHシーンといえば両穴攻め、2桁人数との乱交が主ですが今作もそこは変わらないクオリティでした。

個別ルートではそのヒロインのHシーンのみかと思いきや、後半では他のヒロインも手籠めにされたり、エピローグではヒロイン二人が男たちにいいようにされてしまう内容となってます。

彼女たちはブラックアウトの選手であり、生亀にとっては大事な商品なので身体に影響が出るようなハードなプレイは控えめだった気がする。

一番実用性が高かったのは金髪ギャルな晶奈で次点で気弱な妹キャラの美百合でしたね。メインの涼音は意外と抜けなかったのは残念でした。ちなみに一番抜けなったのは美桜理で素直にビジュアルが好みじゃなかったからです。

この次はネタバレありの感想を書いていきますので、見るとやる気が薄れる方はこれ以上進まないようにしてください!

作品感想(共通まで)

出典:虜ノ焔-~淫欲の炎に満ちた地下闘技場~より

序盤はごく普通の人生を送り友人たちと仲良く過ごしてきたであろう涼音たち、といった雰囲気で始まる。

だがしかし、彼女たちの学園に転校してきた涼音のかつての幼なじみ姉妹である大裏 美桜理と妹の美百合と再会したことから、彼女たちの運命の歯車は狂ってしまった

両親と死別し頼れる親戚が居ない美桜理たち姉妹が生活するにはお金が必要で、そのお金を稼ぐため非合法な競技だと知らないで裏ブラックアウトに参加してしまった美桜理。

そんな彼女を助けようとする涼音たちだが、相手は巨大な組織で莫大な金も動いてるから話し合いで済むわけもなく。

正義感の強い涼音が身代わりとなる形で裏ブラックアウトに参加するも、負けたペナルティが辱めを受けるものだとは知らず美桜理と同じ状況になってしまう。

個別はそんな涼音を心配して他のヒロインたちも似たような流れで裏ブラックアウトに参加させられるので、ミイラ取りがミイラになってしまう負のスパイラルに突入する悲しい流れに...

紫桃 晶奈 ルート感想

出典:虜ノ焔-~淫欲の炎に満ちた地下闘技場~より

明るい性格の持ち主で、カンフー映画などの影響で格闘技の型だけは真似する事が出来るが強くはない。声優は椎名かなさん。

裏ブラックアウトに参加してる事を秘密にしている涼音を心配し、単身会場に乗り込むも捕まってしまい生亀の口車に乗らされて裏ブラックアウト参加の契約書にサインしてしまう。

みんなバイトとかもろくにしたことないから、シンプルな契約書に疑いも無くサインしてしまうのが純粋過ぎるのよ。

初戦で負けて以来、ジムでトレーニングや朝練など勝つために頑張ってたけど、まさかの涼音とのマッチングは本当に非情な対戦で勝ったら涼音にペナルティ、負ければ自分がペナルティというどっちにしても最悪な流れに。

しかも本気にならない涼音の心を読んでか、息子の勇人を使い美百合を人質に取るという完璧な悪役ムーブをかます生亀はさすが裏社会に生きる人間だと感心してしまう。

エピローグではすっかり裏ブラックアウトに染まって、涼音を助け出す目的も忘れた晶奈がビッチギャルとして目覚めてしまうし、なんだかんだ美百合もこの泥沼に嵌ってしまっていたのでとばっちりを受けるのは可哀そうでしたね。

大裏 美桜理 ルート感想

出典:虜ノ焔-~淫欲の炎に満ちた地下闘技場~より

妹の美百合と二人暮らしで生活費を稼ぐために裏ブラックアウトに参加している。声優は猫町らんさん。

ルートに入ると過去の回想が始まり、生亀との出会いや裏ブラックアウトに入り転校する事になった経緯が語られる。

偶然か必然か分からないが、当時の美桜理のバイト先で問題を起こした不良は生亀の関係者で美桜理を裏ブラックアウトに引き込むよう生亀が仕向けたようにもみえる。残念ながら明かされる事は無かったので本当に偶然だったのかもしれない。

美桜理は最初は連勝していて契約終了する条件の試合数まで勝ち続けてたが、生亀に嵌められ試合数が追加されるわ試合に勝てないよう細工されるわでついに処女を散らしてしまう。

格闘家としてのプライドや根性のある性格でどんな恥辱にも耐えてきた美桜理だったが、妹の美百合が犯された動画を見せられプッツン。その時の対戦相手の勇人を殺す勢いで剥き出しの感情を出したのは鬼気迫るものがあり、ある意味裏ブラックアウトらしい戦いだった。

その前に妹の美百合の視点になり勇人や友人たちに犯される場面が続くけど、この親子は揃って大裏姉妹に恨みでもあるんか?ってぐらい執拗に狙ってくる。

晶奈ルートに続いてメインじゃないのに犯されるシーンがある美百合はまたも可哀そう。彼女のHシーンが一つでも多く見たい人にはお得だけどね!

最後は姉妹揃って生亀に利用され続けて終わってしまい、救いが無いバッドエンドだった。豚のカチューシャ被り男たちにブフィブフィ言ってる美桜理は人としての尊厳破壊されてるし、妹の事も記憶の片隅に追いやって一生裏世界からは抜け出せない感じだった。

大裏 美百合 ルート感想

出典:虜ノ焔-~淫欲の炎に満ちた地下闘技場~より

内気で大人しい性格だが料理など上手な所が女子力高い。声優はかりんとうかさん。

涼音と道場で心身ともに鍛錬する機会が増え、涼音が何かに悩んでる事を察し詳細を聞こうとするもはぐらかされてしまう。その事を独自に調べていくうちにブラックアウトが絡んでると考え、生亀勇人に相談したのが運のツキ。

涼音がブラックアウトに関わっていて彼女を解放するためには、勇人の父親である生亀豪男の助けになる事をするのがいいという口車に乗せられ、幹部や所属する選手などの慰み者にされていく展開が続いていく。

美百合は人が良く疑う事を知らないピュアな心の持ち主なので、どんなに辛いことが自分に起こっても友達の涼音がそれで救われるなら耐えようとする優しい女の子なのでこの状況を我慢してたけど、最後は心が壊れてセックスの事しか考えられないビッチキャラになってしまったのはすごく胸が痛む内容だった。

他のヒロインと違い、リングに上がって勝敗を決める話じゃなかったのはマンネリ防止で良かったし、彼女がブラックアウトで勝利するイメージも持てなかったのでリング外での凌辱劇は予想外でいい組み合わせだったと思う。

男たちに無理矢理...っていうHシーンは変わり映えしないが、ホスト連中にやられるシーンは冷たいアイスの棒や空のワインボトルを膣に挿入されたり、フェラしてる男が暴力的な言葉を吐き出したりと後にも先にも一番過激なHシーンで可哀そうだと本気で同情した。

酒も入ってるからもしかしたら殴る蹴るなんて事もあったかもしれないスレスレな内容にゾクっとさせられたよ...

日元 蘭 ルート感想

出典:虜ノ焔-~淫欲の炎に満ちた地下闘技場~より

涼音をライバル視してるが仲の良い友達で空手の実力者でもある。声優は波野夏花さん。

最初こそ涼音を心配してた蘭だが、ブラックアウトで涼音と戦う事が出来る葛藤に負け生亀と契約しブラックアウトの選手となる。

格闘家として自信があったが初戦の相手が海道で分が悪く負けてしまう。この試合中海道が蘭の戦い方についてアドバイスするの格闘技物として良かった。ペナルティの凌辱も処女喪失の悲痛な叫びや状況が理解出来ず困惑してるのも相変わらず見物。

負けた相手からトレーニングという名の調教&開発でどんどん淫らに染まっていき、精神的に不安定になっていたところ、涼音との戦いで引き分けて勝つことが出来ず二人ともペナルティをくらい、尊敬してた涼音が性に染まったのを見て蘭も心が折れ快楽の虜に。

お嬢様で格闘技に自信があった蘭がだんだんとエッチな身体にされていくのは良かったし、エピローグでも男たちを喜ばせる事に嵌ってチンポ狂いになってしまうのもとても淫らでスケベだった。

綾城 涼音 ルート感想

出典:虜ノ焔-~淫欲の炎に満ちた地下闘技場~より

幼いころから父に鍛えられたこともあってか落ち着いた性格で正義感も強い女の子。声優は一ノ瀬あきさん。

美桜理の代わりにブラックアウトに出場する彼女だが、晶奈たちが涼音の隠し事に気付きブラックアウトと関わっている事に気付かれてしまうが、みんなでこの状況を乗り越えようと一致団結する事に。

ただの女学生がどうにか出来る問題ではないが、晶奈が独自に調べ作中では超大物人物である宝蔵寺に協力してもらう作戦がうまくいきまさかの逆転勝利。

生亀たちとどういう風に決着が付くか気になっていたので意外性はあるが、宝蔵寺が過去に涼音の父に借りがあったし涼音たちに賭けた金で儲けも出るから協力する流れは納得がいく。何より晶奈が俳優のリー好きでお互い気が合ったのはさすがコミュ力おばけの晶奈だなぁと驚かされましたね。

涼音ルートからの分岐で二つのバッドエンドに行き、片方は他ヒロインも交えた老人ホームでの乱交、もう片方はブラックアウトから抜け出す作戦が失敗しみんなでリング上で時間無制限ペナルティが待っている。

どちらのバッドも涼音の父である大和が、生亀により廃人になるか死ぬかという親子揃って破滅の道をたどる悲しい運命が待っている。

老人たちの輪姦は精力剤を飲んで元気なのはいいが身体つきがいいので見た目から老人らしさはないのでよぼよぼ感が欲しかった。最後に涼音が父親の近くに寄った時は近親相姦しちゃうのかとドキドキしたがそんなこともなく終わってしまう。

涼音のHシーンはブラックアウトだけでなく、学園で勇人たちに犯されたり、海道たちが家に押しかけてレイプされて心も身体も休まらず絶望的な状況が続き可哀そうでしたね。

リングコスチュームは可愛くないけど、制服姿でリングで乱交するシーンは背徳感マシマシなのでそっちはかなり興奮させられました。

終わりに

発売前は立ち絵が前作までと違う書き方でほんとに同じ絵師さんなのか疑うレベルで不安だったけど、CGのクオリティは案外良く、実用する事が出来て安心しました。

未プレイだけど虜ノ麗の方が肌が白くて影の書き方も濃くないからそっちの方が好みだし、Nightmareシリーズもそうだったのでわがまま言うとそういった書き方だったら実用性はもっと高かった気がします。

前作までのCGの塗りやヒロインの書き方に納得いかない人は手が出しずらいけど、自分みたいにそこまでここのブランドの作品をやり込んでない人にはいいかもしれませんね。

おすすめ度3.5

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