どうも、かずきちです!
ハーレムイチャラブゲーの「彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。」をクリアしました~。
エロゲー界のハーレム物って数が少ないしニッチなジャンルのイメージ。王道の純愛物が一般的ですよね。
ちなみに原画は大人気のしらたまさんで10年以上前の作品だけどみんな可愛くて素晴らしかった!
メインヒロイン4人とはどのルートに進んでも全員と結婚するので、個々のイチャラブは少ないから人を選ぶ内容の作品なのは間違いない。
それでは作品の事やゲームの感想について触れていきたいと思います!
おすすめ度3
彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。とは

出典:彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。より
onomatope*が2014年9月26日に発売したADV
正式には彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。 ~KISS My Darling: めちゃ婚 case3~というめちゃ婚シリーズの3作品目。
- シナリオ:紫苑憧朋香、鯉川こい、周防蘇芳
- 原画:しらたま(@shiratamacaron)
- SD原画:星クズの夜(@hoshikuzu_yoru)
少子高齢化な日本が進んでいくので、お金持ちは一夫多妻生活をしてもいいよ!ってのがめちゃ婚であり、そんな愛する人たちを幸せにするめちゃ婚に幼少期から憧れている主人公が実妹や小国のお姫様、幼なじみの女の子たちを嫁にしてしまうハーレムイチャラブストーリー。
プレイ時間
総プレイ時間は18時間。
選択肢は少なくヒロインのアイコンが表示されるので、攻略したいヒロインを選べば自然とルートは確定する作りになってます。
Hシーンについて
H度3
全部で48シーン。
とにかく数が多く3Pシーンが目立っていた。主人公が絶倫なので何回戦も行うのは当たり前。
サブキャラにも1回だけHシーンがあるがもう少し用意してくれてもよかった気がする。
この次はネタバレありの感想を書いていきますので、見るとやる気が薄れる方はこれ以上進まないようにしてください!
感想

出典:彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。より
めちゃ婚シリーズの3作品目として登場した本作だが、シリーズに触れるのはこれが初めて。
注目したのは「少子化対策でお金に余裕がある男性は多くの女性と結婚してもいい制度」に幼い頃から憧れていた主人公がどんな形で金持ちになりヒロイン達を幸せにしていくのかという所。
キャロ&愛鈴を選択すると、つばさが開発したパンドーラとバイトで築いた人脈というご都合パワーで金持ちになり、つばさ&音々子側では金持ちになろうと努力するが結局最後はパワープレイで期待外れだった。
めちゃ婚を進める上で音々子とその父親に反対されるイベントがあるのは当然の展開で良かったし、無かったら金の問題しか残らないから盛り上がりに欠ける内容になっていたのは間違いないかな。
イチャラブ物としては出来はいいと思うが純粋に楽しめたのは1週目だけ。
お金の問題があっさり片付くのが分かったのでサクセスストーリーとして楽しめないのと、ハーレム物特有のヒロインの特別感が薄い事でそのヒロインの事をもっと知りたい!Hシーンがはよ見たい!っていう気持ちが湧かないのが辛かった。
つばさルート

出典:彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。より
主人公の実妹で色んな物を発明できる天才児。声優は早瀬やよいさん。
人の脳をインターネットに繋ぎ知りたい情報を瞬時に得る事が出来るパンドーラを開発するだけでなく、自分のクローンも生み出してしまうぶっ飛んだ物語は他のヒロインには無い魅力が詰まってて一番面白かった。
両親と死別してる事もあり主人公にベッタリで重度のブラコンなとこは高評価。時々着るペンギンの着ぐるみ姿やドヤ顔も可愛い。
パンドーラを製造出来る事に目を付けられつばさが誘拐されてしまう事件が起こり、ヒヤヒヤする内容だったけどここでしか見れない兄妹愛もあり最初に選んで正解だったと思う。
音々子ルート感想

出典:彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。より
みんなのお姉さん的存在だけど性知識は疎いのが愛らしい。声優は上田朱音さん。
ルートに入ると結婚を前提にしたお付き合いの許可を父親に貰おうとするも反対されるシーンから始まる。
一対一の健全な恋人関係なら認めるけど、主人公はめちゃ婚がゴールだと考えているのを知ってるので娘の幸せを考えれば賛同しないのは父親としては至極真っ当な意見だと思う。
資産が先か妻が先かで主人公に前者は無く、恋人ばかり作っているんじゃ親としては不安なのはすごく分かる。
そんな父親が出てってしまい主人公達だけで喫茶店を営業しないといけなくなり、有名なコーヒーメーカーのオーナーとその孫でバリスタの真白との出会いがきっかけで最終的には複数の店舗を持つほど喫茶店は大成功に。
せっかく喫茶店が成功してめちゃ婚しても平気な資産が手に入ったのに、最初に反対した父親は最後にちょっとしか出てこないし、サブヒロインで一番好きな真白は再登場を匂わせておいて結局出番が無かったのは非常に残念だったなぁ。
愛鈴ルート感想

出典:彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。より
音々子の妹で絵を描くのが得意な同級生。声優は西乃ころねさん。
そんな愛鈴がなんとエロゲ業界に原画家として活躍するのがこのルートの主な流れ。
きっかけは友達の向日葵と合同でサークル活動をしていたが、日に日に絵が上手になってく愛鈴に向日葵が嫉妬し仲が悪くなり、そんな愛鈴に新たな可能性を与える為主人公のコネでゲーム会社に勤める干支さんを紹介して貰ったことが始まり。
エロゲでエロゲに関わる内容の話は珍しい展開で、どんどんイラストレーターとして成長してく愛鈴が仕事を通して主人公とより親密になっていくのは微笑ましい程平和だった。
サブヒロインの向日葵は最後まで噛ませキャラなようなポジションでしたね。
本当は愛鈴を友達として好きな反面、イラストレーターとしてはライバル視してるからひどい事言っちゃったけど、主人公にセックスで分からせられ好きになるも、愛鈴からはまだ嫁の輪に入れてあげないよ~なんて言われちゃうのは可哀そうでもあり、いい関係に落ち着いたなぁ~と思わせる最後だな。
キャロットルート感想

出典:彼女が俺にくれたもの。俺が彼女にあげるもの。より
ラヴィッ島の国王の娘で少し高飛車な女の子。声優は新堂真弓さん。
継承者争いに負けて母親が生まれた日本に追放された身ではあるが、公園で野宿したり飛んでるカラスを捕まえて食べようとしたり作中ヒロインで一番たくましい娘。
親からの愛情を注がれず、兄妹たちの仲も良好ではないので性格がひねくれてたが主人公からの愛を受け止め心を開いてからは素直で年相応な笑顔を見せるようになる。
基本的に頭が足らないので従者兼ボディガードのタイガを悩ませ、度々コントみたいなやり取りを見せてくれるのは終始面白かったな。
温泉が重要なテーマとなり、家族旅行で電車で温泉街に行ったり、亡き母は廃業した温泉宿の娘で偶然見つけた温泉の水源を元に町おこしをしてたくさんの人の笑顔や幸せを生み出し大成功。
割とロマンチックな内容で両親が残した思い出をなぞりながら、キャロが生まれたきっかけとも言える子宝の湯を復活させるというのが心温まる内容で素敵でしたね。
終わりに
全ヒロイン俺の嫁状態でHシーンも多いからか、ストーリーが頭に入ってこず2周目以降は読み進めるのに時間と根気が必要な作品だった。
ぶっちゃけ主人公がめちゃ婚を実現するための最大の壁である資産形成の流れがご都合主義だから期待してた分冷めるオチだからいまいちだったな。
別メーカーのHarem Kingdomもハーレムゲーだが、そっちはギャグシーンも多くサブキャラも濃いので飽きることなく出来たので個人的にハレキンの評価が上がる事にw
シリーズ第一作のめちゃ婚! は主人公が金持ちになってからハーレムを形成するので時間が出来たらプレイしてみたいですね~。