こんにちわ!かずきちです!
FANZAの10本選んで10,000円セットで購入した「Dearest Blue」をクリアしました。
最近はNTRゲーにも手を出してエロゲの視野を伸ばしていますが、本作はエロゲとしては面白かったけどNTR物としてはパンチが弱かったのかなーと思います。
ヒロインが寝取られてはいますが特殊な状況に置かれていることもあり、悔しさが沸き上がってこず主人公も絶望していないので自分には刺さらなかったですね。
その代わり純愛ルートはよく出来てて、疑心暗鬼な状態でよくぞヒロインを守り切ったなーと感心しました。
それではこの作品の内容とゲームの感想など書いていこうと思います!
Dearest Blueとは
LiLiM DARKNESSが2016年5月に発売した略奪され淫辱されるADV
- シナリオ:高嶋沙樹
- 原画(メインキャラ):金目鯛ぴんく
- 原画(サブ男キャラ):桐島千夜
この作品はヒロインと主人公が特殊なルールの元に行われるゲームに強制参加させられ、疑心暗鬼になりながらも最後までお互いを信じぬき、ゲームに勝利する事が目的となっています。
ヒロインは自分が今回のゲームの景品にされていることを知らず、主人公は当然その事を直接本人に言ってはいけません。
なので主人公はヒロインに対し「君を守る」しか言えず、それを聞いたヒロインも言ってる意味が分からないので、こちらとしても見ていてもどかしさがありました。
勝利条件:ヒロインから合意の元セックスし処女を散らす事(無理矢理はダメ)
ルールは以下の5つ
- 連絡手段は用意された携帯電話のみ使用可能
- 携帯の録音アプリで合意の言質を取らないと無効
- 1日1時間だけ誰も妨害できないヒロインと二人だけの時間を作れる
- 協力者を使う事は出来るがゲームの事は言ってはいけない
- 主人公は24時間監視され他プレイヤーから妨害行為も行われる
これらのルールを守りながら他のプレイヤーからヒロインの純潔を守りつつ、主人公もヒロインの純潔を貰えるように立ち回っていく人生を掛けた恐ろしいゲームが幕を開けます。
プレイ時間について
総プレイ時間は8時間。純愛ルートはサブ含め2本、NTRルートは6本でした。ただ剣崎遼馬はENDが3つあります。
選択肢は10個以上あり大変ですがプレイヤーの置かれてる状況を楽しみたいなら自力でプレイするのをおすすめします。
自分は効率重視で攻略を頼りましたが、終わってからゲームとしてもっと楽しめばよかったなと軽く後悔しました。
Hシーンについて
回想シ-ンで68シーン。プレイ内容は束縛、輪姦、薬使用、両穴攻めなど。着衣Hは私服、学生服、アイドル衣装でした。少ないながら主人公との純愛Hもあります。
- 理央:58シーン
- 乃亜:10シーン
残念な事にサブヒロインと一緒に犯させれるシーンはありません。
せっかくお互いアイドルで同じ事務所所属なので、そういったシーンが無いのは勿体なかったです。
ここからはシナリオの感想をネタバレありで書いていくので未プレイの人は進まないようにしてください!
シナリオ感想
純愛ルートよりもNTRルートの方が多いですが、今回は当たり外れが多かった印象ですね。
ヒロインが寝取られてしまうけど、そこまで悔しかったり落ち込むような気持ちにならなかったです。
ゲームのルール上、勝利者の所有物になった理央にどうする事も出来ないし、ルールによりけりだが真守も理央を諦めて別の生き方を見つけたり、奪われた喪失感とかも感じなかったのがマイナスでした。
以下各ルートの細かい感想とNTRを感じたか書いていきます。
秋津川 仁作 NTRルート感想
理央の所属するアイドル事務所のシャチョサン。ゲームではグリズリーを名乗る。声優は植木亨さん。
理央を監禁、拘束した状態で彼女から「犯しなさい」と言質を取りゲームに勝利する。
理央は秋津川にいいように身体を弄ばれ、どんどん開発されていき、真守も逆らう事が出来ずいいように扱われる三角関係が出来上がる。
最初の内は逆襲の機会を伺っていた二人だけど、秋津川の方が一枚も二枚も上手なので見破られてしまい、理央と真守の信頼関係も崩れ落ちていき万策尽きました。
真守は秋津川を殺そうとナイフを隠し持ち社長室へ行くも、またも見破られ失敗。
もうだめだ!と思いきや秋津川は真守を価値のある人間だと思ってるので服従を誓わせる。
真守に声を掛ける秋津川は悪役ながら、彼の事を気にしているし将来有望と見てなんとか抱き込もうとするあたりはやりてだな~と感心させられましたw
理央はアイドルの立場を利用し、業界の重要なポジションの人物に身体を使い抱き込む、真守はそんな理央をサポートしつつ秋津川からすべてを手に入れる野心を抱きながら終わっていきます。
秋津川は理央の事は道具としか見ておらず執着は無いので、終わってみるとNTR感は薄いです。
ただ、最後の秋津川との勝負でどちらが先に理央をイカせられるかのゲームで、真守が負けてしまい理央が秋津川のデカチンとテクで満足していたのはちょっと悔しかったですね…
芳川 乃亜 純愛ルート感想
理央と同じ事務所に所属する年下のアイドル。声優は綾瀬あかりさん。
ちょっと天然だけど、笑顔がまぶしい彼女に心を持ってかれてしまい可愛いなぁ~と感じてしまう。やはり金髪ヒロインは最高だ!
理央のストーカーが事務所に押しかけ、乃亜を標的にした時に真守が彼女を助けたのがきっかけで好きになり、乃亜から告白し恋人になっていくシナリオ。
乃亜自身は純粋で素直ないい娘だけど、ゲームの事や真守と理央の関係を知らないがゆえに彼女のアプローチはハラハラする内容でした。
乃亜と過ごしていた時間の裏で理央がゲームの参加者に純潔を奪われゲームは終了。
真守はこれで理央の事を諦めなければならない。
そんな心の隙間にそっと入ってきた乃亜。ちょっとスッキリしない終わり方だったけどまぁ、しょうがないのかな。
それよりもシナリオの尺が短すぎて愕然!15分くらいで終わっちゃったよ!乃亜ちゃんともっとイチャイチャしたかった!(69、正常位のみ)
芳川 乃亜 NTRルート感想
乃亜ルート攻略後に解禁される秋津川にNTRされてしまうシナリオ。
ゲームに敗北し腹が立っていた秋津川だったけど、乃亜が真守に恋心を抱いてるのを利用し、業界関係者から仕事を貰えるハメドルにするため徹底調教していく。
理央ルートとほぼ一緒で乃亜と真守の心をズタボロにし、自分の下で金になる木として働かせていく。
乃亜の心は秋津川に向いていて、真守とは付き合っているしセックスもするがファッション彼氏としてなので深い愛情はない模様。
このルートも秋津川に面倒を見てもらってるのでNTR感は薄いが、拘束された真守の前で乃亜が抱かれるシーンはそそるものがありましたね。
梶原 修也 NTRルート感想
秋津川の事務所に所属する売れないアーティスト兼作曲家。声優はLeeさん。
借金がありバツイチで子供もいるダメ人間だが、理央は彼び真面目なレッスンを受けて尊敬を抱きつつ少しだけ惹かれていた。
そんな梶原はクロコダイルの手駒として理央に迫り、あと少しというところで真守に邪魔されてしまい、レイプ未遂がバレて事務所から追われてしまう。
この先どうなっていくのかが非常に気になっていったが、理央は彼からの呼び出しにホイホイとついていき、油断したところを薬で眠らされホテルに拉致・監禁される。
ひたすら愛撫されイカされまくった理央は快楽に負けてしまい、梶原を受け入れ彼はゲームの勝利者になる。
あくまで予想だけど、梶原は借金を肩代わりしてもらう代わりに手駒として動いていたのかな?と思ってます。
目的を達成したら部屋から出ていき、入れ替わりにチンピラのような男たちが入り理央は朝まで男たちの相手をすることに。
親に見放され、薬も使わされ理央の心はすっかりダメになってしまい、最終的に秘密裏にオークションが行われる娼館で毎晩高額で抱かれる商品となってしまいました。
理央を失った真守は何をする気も起きないほぼ廃人みたいになったけど、ゲームのプレイヤーから理央の居場所を教えてもらい、高額な資金を出して理央を一晩抱ける権利を手に入れる。
そこでシナリオは終わりますが真守は理央を殺し自分も自殺する事を考えていたので、語られる事のない話の続きは簡単に想像できます。
真守が知った時にはすべて終わっていて、最後は好きになった女と一緒になれるのでNTR感は無かったです。チンピラ3人との輪姦シーンは絵的にはかなりツボでした!
剣崎 遼馬 NTRルート感想
理央のマネージャーを務めるイケメン枠。声優は水樹空さん。
彼はプレイヤーフォックスの手駒としてゲームに参加していたけど、本人にその自覚が無いので真守とは違う形でゲームを揺るがす存在に。
純粋に理央と接し、ゲームの事から彼女を守ろうとする遼馬君マジイケメン!
そんな彼にはENDが3つもあるという中々に優遇されたキャラクター。
1つ目のENDはフォックスからゲームの事を聞かされ、自分が手駒だと知らぬまま理央と逃亡するも、逃げ延びた民宿でフォックスの用意したスナイパーに殺される。
フォックスは理央に遼馬と一緒に死ぬか、今まで通り学園に通える日常に戻るか、この事を警察に訴えるかの選択を迫り理央は葛藤の末、日常を選ぶ。
自分としては遼馬の元に逝く選択をして欲しかった。このルートで二人は愛し合う仲になったのだから最後まで彼と一緒の道を選んでくれる理央が見たかったです。
2つ目も逃亡劇で、最初は上手くいっていたし理央は妊娠し戸籍も無い二人は頑張って生きようとしたけど、フォックスは見逃そうとはしませんでした。
誰も居場所が分からないはずなのに、二人の元に痩せこけた真守が現れ遼馬にナイフを突き立て瀕死の状態にし、宣言通り遼馬の目の前で理央を犯そうとしブラックアウト。
どこまで行っても破滅しか残されていない報われない話だな~と感じます。
3つ目は理央純愛ルートの最後の選択肢を間違った方を選択すると見る事が出来るEND。
これも最後は遼馬は殺されて終わってしまいますが、真守が理央と結ばれゲームの勝利を確信した後に理央の「こんなセックスしらない」だったり、純潔の証がCGから見れなかったりした時血の気が引きましたね。
色んなパターンで遼馬と結ばれてかなりトリッキーな配役の彼の活躍は、見ていてドキドキとさせられました。
彼の意思から理央を手に入れたいという想いは、ブサメンたちの欲望に染まったネチネチとした感じではないNTR感を感じる事が出来ました。
理央を守りたいという気持ちは真守と同じだったのでいい恋のライバルとしては素晴らしかったです。
哀田 賢文 NTRルート感想
理央と同じ学園の生徒会で会計を務める根暗な学生。声優は永倉仁八さん。
パイソンの手駒を殺し、ゲームに参加するも理央の好感度が高くないので打てる手が無い彼はスタンガンでレイプ未遂、拳銃で真守を殺し理央を強姦しゲームを破綻させてしまう。
シナリオの尺が少ないのであっさり終わってしまい、期待した分がっかりなオチでした。
ゲームに参加した時点で人を殺し、パイソンに裏切ったら親族を殺すと脅されても、自分と理央の事しか考えてない哀田には覚悟と狂気を感じていたけど見当違いでした。
真守と理央を殺し、自らも自殺を選んだ破滅的な終わり方にNTR感は微塵も感じませんでした。
鳳 悟志 NTRルート感想
理央の義理の父親で、今回のゲームのホストでありホークとして参加する。声優は野☆球さん。
幼い時の理央を見た時に一目惚れし、その為に好きでもない理央の母親と結婚し、将来は理央を自分の妻にしようと計画している。つまりロリコン。
理央に向ける愛情は歪んでいて、金を掛けて自分好みの女に育て上げ、彼女に睡眠薬を飲ませ眠ってる間その身体を使い自慰行為などもしている。
専用ルートでは、真守から理央を奪う為にゲームで勝つだけでは決め手に欠けるので、乃亜と真守が付き合うように仕向けたりし二人の仲を引き裂こうとする。
乃亜が理央と険悪になったり、真守からの信頼も地の底に落ちたのでここでの乃亜は、嫌な役になってしまいかなり残念な気持ちでした。
最終的に真守を拉致し拷問する事で、理央をその気にさせゲームの勝利者として正式に理央をモノにするが、人間として見ていない悟志に理央は従順な犬として調教されていく。
そんな扱いに耐えられるはずがなく、二人は街を離れることを決意するも悟志の指示で真守は車に引かれ瀕死の状態に。
彼の命と引き換えに理央は今度こそ悟志のモノになる事を誓い、その証と最後の別れとして死に掛けの真守を無理矢理勃起させ3Pが始まる。
酷い事をさせるなーと思った反面「人間こんな状態でも勃つんだな~」と別の方に関心がいってしまいそこまで悲しい気持ちになりませんでしたw
真守は多機能障害になり、前日の記憶を維持するのも大変な状態でゲームから退場させられ、最後は理央のボテ腹セックスの映像が送られ悔しい気持ちになりながら自慰に耽って終わっていきました…
誰よりもシナリオの尺がありましたが、純潔を奪った後の一連の流れが秋津川ルートと同じだったのであまり楽しめませんでしたね。
真守を拷問した時も感情を逆撫でされキレてるの対し、真守は指を折られても焼きごてを押し付けられても屈しなかったのは男を見せてくれてかっこよかった!
理央は実際に寝取られてしまうのでNTR感は出てるけど、悟志の小物感があるのでシナリオとしてはいまいちでした。
鳳 理央 純愛ルート感想
今回のゲームの贄として捧げられた強気な性格のお嬢さま。声優はあかしゆきさん。
すべてのNTRフラグを回避し、ようやくたどり着くことの出来る理央と真守の感動の純愛END。
いくつもの妨害を潜り抜け疑心暗鬼になりながらも、理央は真守を信じぬき、真守もまた理央をゲームから解放する事が出来た!
しかし、権力者たちは今度は真守の命を奪う第二のゲームを始める。
ただ、この短期間の間に非日常に浸かり、修羅の道を歩んだ真守はプレイヤーの手駒を倒し、悟志を欺き逆襲し、秋津川にも脅迫をかけ無双状態になる。ただの一般人だったのに覚悟を決めた人間はこうも強くなるのかとびっくりしました。
ここは若干グロ描写とサイコな感じが出て真守がダークヒーローに堕ちた感もあり、カッコよかったです!
プレイヤーの半分はまだ残ってて、真守の命と理央を狙うゲームは続いているので純粋なハッピーエンドにはならないですが、疑心暗鬼になりながらもゲストプレイヤーとして初めてゲームに勝利した真守と理央ならば、どんな困難も乗り越えてくれと思うので恐らく大丈夫でしょう!
総評
シナリオの善し悪しは人によって変わってきますが、このメーカーの他の作品と比べNTRルートで悔しくなったり歯がゆい気持ちにはならなかったのでそこは残念でした。
純愛ゲームには無いNTRされてしまうもどかしさが感じられないのは残念でしたが、過酷な状況でゲームを戦い抜いた真守はとてもカッコよかったです!
竿役は秋津川が憎めない人物で自分としては好きでしたねw
真守から理央を奪うのは難しいと判断し、慎重に慎重を重ねる性格の為すぐにゲームから降りて傍観者を決め込んだことで中立になり、それ以降頭のネジがぶっ飛んでる他プレイヤーについて行けず心の中では真守を応援していた秋津川は好感度上がりました!
ヒロインは正直理央より乃亜の方が見た目と性格は好みですね。
ゲームの性質上理央に真実を話してデレが見れるのは最後なので、その過程でツンツンしてる彼女を見せられつづけるので好きにはなりづらいかな。Hシーンは実用性あるのでそこはよかったです!
終わりに
ここまでDearest Blueのクリア後の感想を読んでくださりありがとうございます。
NTR物としては今のところLiLiM系列としては弱かったのは残念。
もしかしたらこの不満は複数のNTRエロゲをやって耐性が付いたからなのか?とも思ったりしますが判断が難しいですねw
NTRの題材のエロゲはまだまだいっぱいあるので、今後もまったりですが手を出していこうとは思っているのでお楽しみに!
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