【エロゲ感想】美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-【ωstar】

エロゲ感想
出典:美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-

こんにちわ!かずきちです!

黒髪×着物姿が似合うヒロインの蓮華とイチャイチャ出来るエロゲ「美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-」をクリアしました!

このシリーズは2011年に1作目が発売し、今作で6作目にして最終作となってます。

とある旅館の座敷童の蓮華はシリーズを通して夏彦に万華鏡を覗かせることで、その世界の主人公とヒロインを中心にした不思議な物語を見せていきました。

今回は万華鏡の世界ではなく蓮華と夏彦がいる世界での物語

ここからは美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-のクリア後の感想を書いていこうと思います。

美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-とは

ωstarが2020年5月に発売したオカルティック官能AVG

  • 企画&原画八宝備仁(@HAPPOBIJIN
  • シナリオ吉祥寺ドロレス

主人公の深見夏彦はホラー作家をしていて、今回は人気作家の皇公暁の文学賞受賞パーティーで蓮華のいる温泉旅館に集まります。

そこで編集者の月丘香恋からある女学園で起こった怪事件について話を聞きます。

その話に興味を持った皇は、夏彦を巻き込んでこの事件が起こっている私立讃咲良学園での調査に向かいます。

プレイ前は今作も万華鏡の世界を覗くのかと思ってましたが、現実世界で起こった怪事件が物語の中心になってきます。

蓮華は夏彦にしか見えない座敷童だったけど、事件の調査についていくために実体化&記憶操作して普通の女学生として一緒に行動します。

今までの印象から、クーデレヒロインで暗い雰囲気から怖いなあと感じていたけど、夏彦にデレデレで年相応な可愛らしい女の子である事が判明しました。(蓮華たん可愛いよ蓮華たん!)

プレイ時間について

総プレイ時間は13時間30分。基本的に蓮華ルート1本ですが香恋ともよかのルートも少しあり、そちらにトータルで1時間ほど掛かりました。

選択肢がいくつかありますが分かりやすいので、メインの蓮華を攻略するのは大変じゃなかったです。

香恋は最初の選択肢で、もよかは旅館の温泉に入った時に出てくる選択肢で分岐が分かれます。

Hシーンについて

出典:美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-

Hシーンは全部で21シーン。蓮華14シーン、香恋5シーン、もよか2シーンとなってます。

公式サイトで確認できますが一部のシーンはアニメーションとなっていて腰やおっぱいが動くだけでなく、顔がとろけたり目パチ口パクなどかなり動くのでエロゲ業界最高峰だと思います。

気になる方は→公式サイトで確認してみてください。

手コキやパイズリなどがあり素股やアナルセックスも楽しめます。

ピー音などのモザイク処理がないのでものすっごくエッチでした!!!

ここからはシナリオの感想をネタバレありで書いていくので未プレイの人は進まないようにしてください!

シナリオ感想

出典:美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-

今作は今までと違い万華鏡の中の摩訶不思議な世界を覗くのではなく、現実世界での夏彦と蓮華の物語。

流れは女学園の怪事件→蓮華との話→エピローグってなっています。

怪事件に関しては夏彦と皇がどちらも違う考えで謎を追っていくのが面白くよく出来ています。

世にある超常現象などは心理学やトリックなどで証明できるという皇の推理がすごく納得のいく内容でもあるので、これはこれで皇の推理力も侮れないなと感心させられます。

しかし、実際はもよかに取り付いてる狐の妖怪(玉藻前の怨霊)が元凶だったので最後は蓮華が万華鏡を使い事件を解決。

ここからは蓮華をかばい魂を傷付けられた夏彦を助けるための二人だけの話に移行。

ここでようやく蓮華とのHシーンが見れました!今までのシリーズは1~2時間も読めばシーンが見れたのでようやくか…という気持ちになります。

怪事件を解決中に、蓮華の霊力が減ってきてるという発言があったので「Hして回復か!?」と期待してましたが、そんな展開にはならなかったので結構おあづけでしたw

話を戻すと夏彦の魂は生と死の狭間にあり、そこで蓮華は自分の魂を消費し傷ついた夏彦の魂を回復させます。

この空間にいる間今まで夏彦が覗いてきた万華鏡の世界を見て回るのだけど、そこでそれぞれの男女の間にある相手に対する深い愛を感じ取っていく。

シリーズを最初からプレイしていたので今までの事はここに繋がるんだと思うと感慨深くなり、同時に好きな展開だなぁ~と思ったりもします。

結構駆け足だけど、蓮華と怒涛のイチャイチャシーンを挟みつつ蓮華と夏彦の魂は、人類の文明が出来た時から複雑な男女の繋がりを持っているけど、決して結ばれる事はなくどちらかが死に悲しい別れを繰り返してきたが判明。

他にも万華鏡の秘密や今の蓮華の成り立ち、その使命などすごい勢いで明かされていき、割と超展開な印象です。

蓮華と夏彦は共に消滅する事を選択し、来世では必ず幸せになろうと誓い宇宙の一部となっていきます。

場面は変わり怪事件から数十年後?の世界で転生した夏彦と蓮華が再び出会いスタッフロールが流れるという感動の瞬間でした!

その後は、お互い学生として付き合い運命に打ち勝ったご褒美として幸せに過ごしていきます。

少しだけ学生となりイチャイチャする流れがあったのは豪華でした。再開して終わりと思っていたのでサービス精神がすごかったです。

推理編、万華鏡と蓮華と夏彦の深い繋がり、学生編と3つの構成に分けれますが、どれも見どころがあり良かったです。

蓮華について

出典:美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-

今作ではメインヒロインとしてスポットを浴び、彼女の内面や秘密などを知ることが出来る。声優は真中海さん。

シリーズ第一作から夏彦に万華鏡を介して摩訶不思議な世界を覗かせていた不思議な女の子でしたが、今作で座敷童ではなく万華鏡を使いこの世の無念や報われぬ想いを浄化する使命を持っていたことが判明。

見た目と声優さん組み合わせからファンが多く自分もその一人。

ただ、第一作の吸血鬼少女の篝ノ霧枝(cv:青空ラムネさん )もかなり好きなのでどっちが一番かを決められないでいます…

今作では色んな表情を見せてくれたので嬉しかったです。とくにデフォルメされた蓮華は可愛さの塊みたいでほんとによかった!

学生編でも少しだけイチャラブ出来るけどちょっと複雑でした。

着物を着た”今までの蓮華”が好きだったのでいきなりボインちゃんで大人びた蓮華が出て受け入れらない人も多そう。

出典:美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-

エピローグで運命の再会!っていう展開までは良かったけど、その後ズルズルと何回かHしたりするのは蛇足感も感じてしまった。

あまりに長いから一波乱あるのかと思いどう締めるのか気になったけど、普通にイチャイチャしながら終わった。

他のメーカーで後日譚的にアペンド出すパターンがあるけど、このシーンもそういうやり方の方がすんなり受け入れやすかったなぁ~と感じましたね。

月丘香恋について

出典:美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-

ホラー雑誌「妖」の編集者でおっぱいが大きいヒロイン。声優は雪村とあさん。

今作から登場し、序盤から夏彦に対して好感度が高めでスタート。

メガネ好きには堪らない容姿で夏彦たちと一緒に怪事件の調査、解決に協力していきます。

一応サブヒロイン的立ち位置で彼女のルートに入ると、お互い好き合いながら物語が進み事件は蓮華が片づけてしまい、蓮華は夏彦を諦め二人は恋人になりこの物語は終わります。

蓮華ルート後にプレイしたので、夏彦の事を完全に諦める彼女の心情を考えると複雑になるルートでした。

菜々山もよかについて

出典:美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-

巫女!巫女!巫女ー!声優は東シヅさん。

今回の怪事件に深く関わる彼女は5年前に家を燃やされ、家族を失い、犯人が女学生という目撃情報から同世代の女子を憎むようになる。

そんな彼女の心の内に触れた玉藻の前の残滓が彼女を利用し、力を蓄えようと青蜘蛛の呪い事件を起こしてしまう。

普段は夏彦の事をお兄ちゃんと呼び蓮華の事も唯一心が許せる友人と言って、明るく振舞ってはいたけど裏では玉藻の前に操られたり、家族を亡くした過去など悲しい立場の女の子でした…

彼女のルートはバッドエンド的な立ち位置で、玉藻の前は夏彦を手に入れる為にもよかの身体で誘惑し魂を奪う。

もよかは死に夏彦は行方不明という形で終わるので後味の悪さが残ります。

総評

シリーズ最後でしたがシナリオもエロも最高でした!これがミドルプライスで楽しめるのだからホント良ゲーって感じがします。

ゲームを始めた時に名前を入力するのは何か違和感だったけど、ここで入力した名前が転生後の主人公の名になるっていうのも面白い仕掛けでしたね。

皇が文学や雑学を話題にするので「へぇ~そうなんだ」「それ知ってるぞ!」というテンションにもなるし、漫画やアニメのネタもそこそこあったりもしてギャグやコメディ色もありそういう面でも楽しめる作品です。

いきなりこの「-理と迷宮の少女-」をプレイしても楽しめるので未プレイの人でも楽しめる設計なのも良い所だと思います。

終わりに

ここまで、美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-のクリア後の感想を読んでいただきありがとうございます。

これでこのシリーズも終わりかと思うとなんだか寂しいと感じてしまいます…

ただ新作を製作中のことなのでそちらも期待したいですね!

ではでは~。

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