エロゲ感想

【エロゲ感想】Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険と【Whirlpool】

エロゲメーカーでは老舗であるWhirlpool最終作「Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険と」をクリアしました。

新作発表と共にWhirlpoolの突然のブランド解散宣言はショックを受けましたが、エロゲユーザーとして何をすべきか考えた結果「素直に新作を買おう!」と思い今回豪華版で購入することを決意。

Whirlpoolは処女作のいな☆こい!をプレイしたきりであまり追っていなかったけど、鯨神のティアスティラ初情スプリンクルpieces/渡り鳥のソムニウムなど、水鏡まみずさんが原画担当している作品は最近になって触っていました。

どの作品も面白くそしてエロさもあるので最終作も期待してプレイしたけど、とても満足いく内容でシナリオもキャラクター達も素晴らしかったです!

それでは作品の事や、ゲームの感想について触れていきたいと思います!

おすすめ度4

Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険ととは

出典:Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険とより
ブランドWhirlpool
発売日2026年5月29日
シナリオ近江谷宥
原画水鏡まみず、こもわた遙華(SD原画)

どんなお話?

30年前に突如として現れた謎の遺跡アマツチを舞台に、行方不明となった両親の手がかりを掴むために冒険者として学園に編入した主人公とヒロイン達の恋と冒険の物語。

プレイ時間

総プレイ時間は34時間

メインヒロイン4人とサブヒロイン3人が攻略対象で、すべてのヒロインのシナリオを読み終えるとタイトルにTrueが追加される仕組みになっている。

選択肢は少ないので自力攻略可能だし、サブヒロインについてもルート解放と同時に「共通ルートのここでこの選択肢を選んでください」アナウンスがあるので簡単でした。

解放されるサブヒロインに対応するメインヒロインは、トワ→ほたる、凪→育実、リゼット→パトリシアとなっています。

Hシーンについて

H度4

回想にて24シーン

メインヒロイン本編4シーン、クリア後に追加1シーン。サブヒロインは1シーンのみとなっている。

メインの4キャラはみんな巨乳の類に入る大きさで、ロリ顔のカグヤでさえバスト89のGカップなので大きなおっぱいが大好きな人には堪らないヒロインばかりでしたね。メインで一番大きいのは当然凪の95のHカップで小さいのはサブヒロインのほたるが78のBカップ、学園長は68のAAカップと貧乳好きも安心出来そう。

ヒロイン毎個性的なH満載でカグヤの淫紋で乱れちゃうシーンや、凪のセックスしないと出られない部屋なんかがストライクで何回も見てしまうぐらいハマっちゃいましたねw

サブでは育実とほたるが良かったな。学園長は見た目的にちょっと犯罪臭がしてマニアックな人向けだな~なんて思いました。

この次はネタバレありの感想を書いていきますので、見るとやる気が薄れる方はこれ以上進まないようにしてください!

シナリオ感想(共通)

出典:Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険とより

行方不明となった両親の為にアマツチ学園に編入した主人公だが、当然冒険者としては初心者なので地道に経験を積んでいきながらヒロインとも仲良くなっていく。

凪がヒロインとして一番魅力的だと思ったけど、カグヤの純粋無垢な雰囲気に触れて好きなヒロインはほぼ固まるぐらい共通は楽しめましたね。

冒険者と言っても名誉の為だったり己の黒い欲望の為だったりと、色んな事情や目的があってこのアマツチ学園に入学した連中ばかりだし、若さもあってか血気盛んな人ばかりで登場人物みんな面白い。

ヒロインと交流しながらアマツチにも触れていき穏やかな時間が過ぎていく感じがあったが、建国祭でドラゴンが出てきた場面では、トワと学園長との会話からアマツチに大きな異変が起こった事が判明しただならぬ空気を感じました。

ヒロインとイチャイチャしながら冒険を楽しみだけじゃないというのが伝わってきて先が気になるようにしたのは良かったし、主人公の両親の事も謎のままだったからいずれは分かる日は来るのかとても気になる。

カグヤ親衛隊が発足され主人公も含めワチャワチャするのが共通ルートでは一番好き。バカ騒ぎの中心のウダツが問題を起こし、しっかりと罰を受けるまでのオチを含めて笑えるからw

七海 凪ルート感想

出典:Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険とより

冒険部の部長であり、アマツチの事が大好きな冒険者ランク1位のお姉さんキャラ。声優は三咲里奈さん。

Whirlpool作品はお姉さんキャラを好きになる事が多いので最初に攻略。三咲里奈さんの姉キャラの演技も素晴らしかったこともあり終始最高のヒロインでした!

年上の余裕を見せてつけて主人公をからかって手玉に取るような雰囲気もいいが、たまに焦って落ち着きがない場面もあったりと可愛い一面もあるのも良き。

冒険者ランク1位は伊達じゃなく、普通は複数人で行動するのに凪は一人で攻略していくし、主人公との勝負で溶岩地帯にいる魚を手に入れるバトルでも人間業じゃない事もやってのけるから規格外な一面を感じましたね。

時々「自分には時間が残されていない」という焦りを見せる描写があって、実は死の病に犯されていた事実と発掘品の指輪に生かされている事、そしてその指輪に宿った意識生命体のリリィを解放してあげたいという凪のやりたい事が明かされ、重い展開になるが本人の明るさもあり「彼女の最期を見届けてあげないと!」っていう気持ちになった。

リリィを解放した後凪は死んでしまうけど奇跡というか神秘的な事がおき、主人公と再会することができハッピーエンドへ。

こういう結末になったのは実にWhirlpoolらしいし、凪と死んでお別れってエンドも見たくなかったので取りあえず満足です。彼女にはこれからも明るくアマツチで暴れまくって欲しいですからね!

大松 育美ルート感想

出典:Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険とより

アマツチの食品で作った料理を提供するドラゴンステーキの美人店主で、周りからははぐさんと呼ばれてる。声優は蒼乃むすびさん。

ドラゴンステーキの料理に使うアマツチの素材を手に入れる為にずっと留年してるので学生だけど、その年齢は謎のまま。

そんなはぐさんと主人公がいい感じになる話だけど、年上お姉さん好きな自分は主人公が羨ましかったし、凪ルートのサイドエピソード的な感じもあり面白かった。

凪の事で恋愛なんて眼中になかった所に主人公にアピールされて恋に落ちちゃうはぐさんがメチャクチャ可愛かった!普段糸目だけど本気になったら目が開くのも味があって良かったですね~。

カグヤルート感想

出典:Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険とより

過去に凪と育実が発掘したゴーレム少女。声優は北大路ゆきさん。

見た目は可愛いが作中最強クラスで、アマツチでピンチになった学生をたくさん救ってきた過去もありみんなに愛されている癒し系ゴーレムちゃん。

人間じゃないのとエルフ耳という性癖バリバリな属性持ちで、存在してるだけで癒されるからカグヤはかなり好きなヒロイン。

そんなカグヤの事をゴーレムではなく人のように扱う主人公に特別な感情を抱き、次第にそれが恋心に変わっていくのは見ていて心にキュンとくるし、可愛い見た目や優しい性格も好きなので二人の恋愛はとても良かったですね。

終盤ではシリアス展開になってまさかの世界滅亡の危機にまで発展するし、アマツチや学園長たちの秘密に触れたりと内容も濃くなりここまでスケールが大きくなるとは予想もしなかったな。

ドラゴンとかエリートエネミーなんて呼ばれるモンスターよりもさらに上の存在の神の登場に絶望しかけたし、物語の根幹にも関わってくるから良くも悪くも濃い内容だったと思う。

花守 トワルート感想

出典:Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険とより

アイドル部に所属する謎多きアマツチ学園の1年生。声優は柳ひとみさん。

主人公とは初対面のはずなのに何故か敵視して友好的ではないのがすごく気になった。ミステリアスな部分もあったのでこの子にはなにかあるなと最初から感じました。あと度々口にする「ズダダダダダ」がなんか癖になるw

トワの正体は異世界人と人間のハーフで幼少期に主人公とは会っていて、主人公はその時の記憶を封印されていたから当然覚えておらず、しかもひどい別れ方をしたのもありトワの態度にはまぁ納得がいくかな。

そのせいで人間不信になり両親とは別れ離れで生活し、学園に通うまで学園長以外とは関わりが無かったから知らない人と話すのが苦手だが、主人公には強く当たる捻くれた性格になってしまうのもしょうがない。

主人公の事も心の底から嫌っているわけではないので、想いが通じ合えば恋仲になるし行方不明だった主人公の両親も見つかったりでかなり晴れ晴れする内容でした。

孤独だった少女のトワが自分の居場所を見つけられ、主人公とも和解出来て心温まるいいシナリオだったと思う。最後はトワの両親を探すのが目標になりそこはTRUEで判明するので後のお楽しみ。

桜町 ほたるルート感想

出典:Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険とより

新聞部の二年生で主人公からはマスコミさんと呼ばれている。声優は風音様。

アマツチが現れた時に祖父が調査の一員として志願したが、足を奪われてしまいその責任を学園上層部が取らなかった事に怒りを覚え、アマツチ学園の上層部の闇を暴くべく活躍している。

やり方が強引なとこもあり冒険者からは嫌わているが、主人公とは同じアマツチに家族を奪われた同士として仲間意識があり好感を持っている。

アマツチは危険だとか上層部は秘密を隠してる!といった事で色々と無茶をして周りからは共感を得られていないけど、ほたるは祖父が足を失いそのことで家族の仲も悪くなった過去があるから許せなかったのだろうな。

けれども、主人公と出会ってアマツチに触れていく度に気持ちが晴れていき、逆にアマツチのいい所を見つけていこうと思えた心境の変化は愛の為せる業なのかと思えるシナリオでした。

リゼット=アルベールルート感想

出典:Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険とより

Bランクギルドの「リゼット聖騎士団」を束ねアマツチ完全踏破を掲げる学園の2年生。声優は歩サラさん。

実家がお金持ちでリゼットはお嬢様に当たるわけだがのほほんとした雰囲気があまり自分には刺さらなかった。

高飛車だったり高値の花といったお嬢様キャラ特有の個性が感じられず、アマツチに潜っていても現場の指揮は副長のパトリシアが取りお飾りなのが残念でした。

ちょろインなので主人公の「俺がおまえを守ってやる」宣言にときめいて一瞬で恋に落ちてしまい、そんなリゼットに押された主人公もまんざらではなく恋人同士になるのはあっさりしていた。

踏破者としての栄誉の為に冒険者ギルドを発足したが、本当の目的は数年前にアマツチで意識不明になった姉を元に戻す為なのが後に明かされ、姉想いのいい子だというのは伝わったけど解決までのシナリオがあっさりしていたので盛り上がりに欠けた。

リゼット個人に冒険者としての素質は無いし、彼女の姉に対しても掘り下げが少なかったのもあり感動するような気持ちになれなかったのはすごく残念だったかな。

正直いいところを上げるのが難しいヒロインだったしシナリオ的にも核心を突くような内容ではなかったので、自分的にはサブヒロイン枠のような立ち位置だったと思います。

パトリシア=ブラックルート感想

出典:Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険とより

リゼットの護衛を務める学園の二年生。声優は上原あおいさん。

基本的にクールで感情的にならないパトリシアだが、彼女のシナリオでは意外な一面や生い立ちなどが明かされていく。

ドラゴンステーキで主人公とトランプを使った遺跡ビール対決から、彼女のSな部分が見えて普段はドライだけど度を超すとこうなるんだなぁと思うようになった。

主人公を奴隷扱いしたりで将来的にはちゃんとした恋人になってもいいようだけど、それは主人公の頑張り次第かな?王道を行かない内容なのが彼女らしい内容だったと思います!

TRUE感想

出典:Relirium -レリリウム- 遺跡と出逢いと冒険とより

メインヒロインとサブヒロインのルートを読んだ後にタイトルに追加される最後のシナリオ。

読んで思ったのは大切な人への深い愛情と、先祖もしくは祖先から受け継がれた想いや人類の選択といったことがテーマに挙げられてると感じました。

愛情はトワの母親が娘や愛する夫を守りたい気持ちが印象的で、アマツチの意思が消そうとしても消しきれなかった事から人の強さや愛情を強く感じることが出来たいいシーンだった。

主人公が神話獣の一柱を倒すところも、祖母の厳しい特訓の成果が色濃く出てたしその後亡くなったはずの祖母の満足いく言葉が頭に流れていく場面は冒険者として最高の見せ場だったと思う。

アマツチがあったから人類は成長し文明も発展していったが、そのアマツチが暴走し人類滅亡の危機に陥るのは災厄と呼ぶにふさわしく、主人公やトワたちはアマツチの機能を復旧させこれからもアマツチを必要とするか、アマツチを破棄し人類の力だけで成長していくかの選択を迫られる。

トワを犠牲にしないとアマツチの機能は元に戻らないが、そこにいる全員が満場一致でそんな未来はいらないと決断し、人の想いや願いがあればどんな困難も乗り越えていける可能性を見出せる重要なシーンだったな。

アマツチの意思やタカモリが強く願った事で、二人は違う形で世界を巡ることが出来たのも願いの強さの証明にもなり素敵な事だと思えた。

正直無限に湧き出る最強クラスの邪神たちをどうやって倒すのかRPG風な結末を思い描いていたからこういった結末になったのは意外だが、Whirlpoolらしい決着の付け方でほっとした。

少し気になったのはケロッグは人間に戻らないままだったことかな。あの姿で一生を終えることになるのは可哀そうだし、事情を知る人がいるヨヅハでしか生活できなくないか?というのがなんかひっかかりましたねw

総評

Whirlpoolの最終作だったわけだが、学園ものでファンタジー要素もあるのはとてもこの会社らしい作品でした。

まみずさんの描く可愛らしいヒロインや実用性のあるHシーンなど相変わらずのクオリティで素晴らしかったし、お話も分かりやすく笑えるシーンやシリアスな場面もあっていいバランスだったと思う。

過去作のキャラクターやネタなんかもかなり出てきて、分かったのは初情スプリンクルとpieces/渡り鳥のソムニウムぐらいかな?他にもあったようだけどすべての作品をプレイしてるわけじゃないからこれ以上は分からなかったけどこういう自社作品ネタがあるとファンは喜ぶから粋な計らいですね!

泣いても笑ってもこれでWhirlpoolの新作が発売されなくなると物凄く寂しいし何か物足りなさがある。

ありがとうWhirlpool。新作はもう発売されないけど過去作はまだまだ未プレイの作品が多いから一つ一つ楽しませてもらうよ。

おすすめ度4

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